センチメンタルの涅槃

読書、漫画、映画感想用。中二病と喪女をこじらせた24歳。吾妻ひでお、山田花子、真造圭伍、九井諒子などが好きです。ボーイズラブの話多し。

両立し得る分裂的欲望ーー映画「エル ELLE」感想

 

eiga.com

 

映画「ELLE」鑑賞後の幼稚園児並の私の感想

:冒頭で、お。猫映画かな?と思いきや百合映画だった。

 

…というのはさておき、このところ、ハイローを短期間に3回観たり、トムホ君のスパイダーマンの為に2ヶ月ほどずっとストイックにマーベル映画漬けだったり、映画館で観たのも「釜山行き」とか「ワンダーウーマン」とか、所謂人がワーってなって街がドカンってなってガーって闘ったりする大作系の作品ばかり観てなんだかやや頭をやられてる感があったので、

 

これ久しぶりに…「あー、うん、やっぱ私こういう映画のが好きだわ…」

 

と改めて思った作品でした。

“こういう映画”って漠然としすぎているけど、劇場で観た映画でいうと「マジカル・ガール」以来の、“あ、好き”感…間空きすぎでは

ってやっぱり、この年にもなると、自分の好みの映画かどうかって冒頭1分くらいで分かるようになるもので、この作品の冒頭は凄くいいっすよね

オープニングクレジットが流れた後一旦画面が真っ暗になり、真っ黒の画面のまま何かがガチャンと割れる音、主人公の叫び声、男の呻き声…そして明るくなった画面に映るのは、主人公たちを見つめているのであろう猫。

っていうのだけでも既に良いんすが、じっと見ていた猫が顔を背ける…ところまでが流れるのが完璧。

猫にそんな感情は無いのだろうけども、見ていられないような事態が起こっていることを観客に間接的に示している、まあ要は「主人公がレイプされる」ところから始まるわけです

 

 逆に私が一番苦手な冒頭というのは、台詞で自己紹介なんかをベラベラ喋るタイプ(まあトレインスポッティングはオールタイム・ベスト級で好きなので例外なんだけども。ちなみに言うと、「ELLE」では何故か二回ほどトレインスポッティングのOP曲が流れていたような気がする)で、

 つまり映画なら映画らしくちゃんと映像で主人公の環境なり人となりなんかを説明する努力せんかい!っつーことで、という意味でもこの作品は面白くて、というより、「ELLE」自体がむしろそれーー「主人公の人となりや環境にまつわる説明」がある種、一つの軸でもあるような気がするんですよね

 

大まかに言うと、

レイプされた後も、淡々と後片付けをし、日常生活に戻ろうとする主人公だけども、そんな彼女の「日常」に登場してくる人物たち

……ファストフード店でバイトをしており主人公に金銭面でも頼っているらしいやや駄目気味の息子、そんな息子の彼女(ビッチ気味・ヒステリー気味)、ちょっと仕事に困っているらしい小説家の元旦那、その元旦那の現恋人らしい若い女性(ヨガを教えている)、公私共に頼れる右腕であるアンナ、アンナの夫(かつ主人公の不倫相手)、主人公のことをあんまり良く思っていないらしくあんたはゲームを分かってないと口答えするようなクリエイターの男性社員1(ツンデレ系?)、主人公の信者らしい男性社員2(内気・オタクぽい)、宗教に傾倒しているらしい近所の奥さん、その夫(銀行勤め)、社長である主人公のおかげで?金を持っている母親(整形を繰り返している)、その母親の若い愛人

…という人たちが次々現れ会話の流れなどで、徐々に人物像が見えてくる第一部としてのパート

 

そしてここで、主人公が、社員を何人も抱える程度には成功しているゲーム会社を経営する社長ということと、父親が歴史に残る有名な大量殺人事件の犯人であるおかげで、当時娘として報道された主人公自体も未だに有名人であるということもわかってくるのだけど、

この人物説明パートは同時に、「あのレイプ犯は誰なのか?」という推測物語の役割も果たしてい…るかな? まあ、分かるよな。あいつだろ!胡散臭い!!ってすぐ思ったし…

(すぐ分かったから、主人公そいつを家にあげないでーー危ないから!!!って言いたくなったもん…)

 

ともあれ、しょっぱなからレイプシーンをかましてそれが主軸のサスペンス作品である割には、全体的にはブラックコメディ寄りっていうか、結構作風自体はカラッとした「笑える」映画でもあって、現実にあったら全然笑えない深刻な状況なんだけど撮り方と間の妙で、この人物説明パートだけでも妙に笑える作りになっている

例えば、息子と彼女の間に遂に子供が生まれた!っていうシーン、

生まれてきた赤ん坊が、息子も彼女も白人にも関わらず、どう見ても黒人の血が入っているのに唖然としている主人公と元旦那…の後ろに息子の友人(黒人)の満面の笑顔が映りこんでいるカットとか、

息子と彼女と主人公が新居候補物件の内見をしている場面、途中で彼女がヒステリーを起こして帰ってしまったので、息子が怒りを抑えきれず壁をドンドンと殴ったら不動産屋が、あっあっと慌てるところとか、

主人公が車で事故った後、アンナ⇒元旦那と電話をかけるが繋がらず最終的にヘルプを呼んだのが…え、何でそいつ!?何故!?ってチョイスってとこからの、普通に会話している二人という流れとか…

登場人物たちは至極真面目なんだけど、映像的には「笑える」ように撮っているところ(シリアスな笑いっていうのかね)が結構あって面白い

 

そして、順に登場してきた主人公周りの人間たちが中盤、一つの場所ーークリスマスパーティに集まり人物同士の化学反応、アンサンブルの妙が奏でられる第二部としてのパートを経て、ラストに向けてまー俗な言い方をすればこれら「だめんず」達との謎やわだかまりや引っかかりや、関係を主人公が順に清算していくのが第三部

 

で最初に「百合映画」といったのは、主人公はこの周囲の登場人物たちとの関係を順に清算していくわけだけども、アンナだけは清算されないんですよね。「あんたの夫の不倫相手は私よ」と伝えても。最後に主人公に寄り添うのはアンナなのですよ。

この、主人公とアンナの関係はかなり理想的な百合ですよねー

何があっても味方という信頼感と親密感がありながら、性愛関係にはならず、男を介しても女同士の絆は壊れない、仕事のパートナーとしても、私生活の支えとしても主人公に寄り添い続けるアンナの懐深そうな雰囲気もいい

 

って、ブラックコメディとしても百合映画としても最高なんですが、

肝心の、「レイプ」問題 

 

これについては外国でも賛否両論らしいみたいな記事を読んだけども、私も「主人公の気持ちが分かる」って言えればいいんだけども、うーんまだね…分かんないっすよね正直…

分かんなくても全然面白いのが凄いとは思うんだけども、

この場合の「気持ちが分かる」というのは単に「自分が共感できる」ということではないような気がしていて、より正確には、自分が共感するかはともかく、所謂「物語の登場人物」としての筋の通った「統合性(一貫性?)」みたいなのがあるか否か、という事なのではないかと

逆の言い方をすると、我々はフィクションの登場人物には「最終的には○○に向かう」ための一貫性みたいなものを求めてしまうわけで、この作品で言えば、だから主人公の行動は全て「レイプ犯許さん」の元、「レイプ犯を特定し、やっつける」に収束されれば理解できるわけだけども、実際に我々が観せられる映像はそうではないんですよね

レイプ犯というのが分かった後も自分から家に呼び入れたり、人気のないところに行ったり、何故わざわざ自らまたレイプされる機会を?というような行動や(かと言って誘い込んだ上で武器でやっつけるわけでもなし。最終的にああなったのだって、別に偶然なわけだし)、

遂には、「レイプはしたいが主人公が自分を受け入れてくれた上でヤるのは嫌だ」というこっちもよく分からない倒錯的願望があるらしいレイプ犯に付き合って、自ら嫌がるふりというか殴られてあげた上で性的関係を結ぶみたいなことになっている

 

これまあ、「主人公がどんな人間でどんな事をしようとも、レイプが許されたり、主人公の“落ち度”が非難されたりするべきでない」っていう、

被害者が性的に奔放のような人物だと何故か仕方ねえだろみたいな事になったり、お前が誘うような素振り見せたんじゃないかとか男側が擁護されるような現状を踏まえた社会批判ってことなのかもしんないけど

まあそれも入ってるんだろうけども、それだけかしらねえとも思うわけですよ

 

って色々考えを馳せた時にふと思ったのが、

 

つーか、主人公の父親が大量殺人犯って設定、

だからレイプされても警察に行くのが嫌っていうとこや、主人公が知らない沢山の人物が主人公のことを知っているという認知の不均衡ーーという物語設定の環境をレイプ犯と主人公の関係にも「スライド」させる効果、以外に何か物語的に意味あったの?

という事との関連で、

この設定、最後に、レイプ犯の妻が「実は自分の夫が何をしていたかを主人公との関係をも含めて全部知っていた」ということが分かる台詞によって、あーなるほどと少し繋がった気がしたのであった

 

主人公の父親は、近所の子供にも十字を切るほどの熱心なキリスト教徒で優しい人間だったのだけど、その子供らの親から(そこまでされるのは)「迷惑」と苦情が入ったゆえに、キレて近所の奴らを皆殺しにし、

レイプ犯の妻も同じくかなり敬虔なクリスチャンでありながら、自分の夫の罪は全然スルーできていたということのわけです

これって「ウィッチ」みたいな信仰の狂気自体を描きたかったというよりは、

神を深く信じていても人は殺せるし神に懺悔しても身近な悪行は見ぬふりができる、信仰と殺人への欲望、信仰と罪の看過…って一旦両立しそうにないようなものが同じ人間の中で両立し得る物語、という事なんじゃないかと思って、

 

レイプしたい(する)ほど主人公に執着しているけれど、主人公が受け入れてくれた上で性的関係を結ぶのは駄目

みたいな倒錯を持っているレイプ犯や、

絶対殺してやるって感じにレイプ犯の事を憎く思いそのための準備等も進めている一方で、レイプ犯と同一人物に性的欲望を抱き彼がレイプ犯と認知した後もその欲望を享受しようとする主人公

 

一見他人には理解できないが本人の中では(もしかしたら本人でさえも一貫性がわからなくても)両立してしまっている分裂的欲望

……があることそれ自体は、凄くよく分かるというか、主人公の気持ちは分からないけど、この分裂的欲望があることそのものにはめちゃくちゃ共感というか納得できるんですよね

 

自分の中にあるもので言えば、

羽生くんが好きなのでずっと見ていたいけど次の瞬間にはがっかりするかもしれなくて怖いから見たくないという気持ちも強いってのとかね(全然違う気がする)

可愛い男の子(女の子も)などがレイプされる話が好きでめちゃくちゃ興奮する自己の欲望と、強姦するほど強い愛という大義名分の元でその行為が許されたり、性的快感=愛というすり替えが行われて最終的にハッピーエンドになる物語はマジで死ぬほど嫌いな倫理的自己が両立しているのとかね(なので大きな声では言いたくないが、お前が受け入れるのは違うんだよなーって思ってるこの作品のレイプ犯の方の気持ちはちょっと分かってしまうんだよな…)

 

 

もしかしたら全然そういう話ではないのかもしれないけども、だからもしこの作品が、そんな、物語の登場人物らしからぬ(がおそらく誰にでもあるであろう)他人に理解できるような一貫性のない分裂的欲望を描く物語、だとしたら、これは凄い試みだなあと思うわけです。

だって、だから、他人(観客)には簡単に理解されないわけだしね。

 

 

わーこれ全然ハイローにセクゾン出れるよ!妄想 (n番煎じ)

 

Twitterをぼんやり眺めていたら、もしハイローにニュースが出るとしたらどの勢力に属するか?っていう記事↓

 

amyca.hatenablog.com

 

が流れてきて、

まあ実際のところ、大人の事情というか事務所的にジャニーズが今後ハイローに出る事はぜってー無いんだろうけども、けども、この妄想は凄く楽しいというか、無理なく妄想展開出来る遊びだなと思いました!

というのは、ジャニーズのグループって「KAT‐TUN」が昔やっていた、「アイドルに必要な5つのC」(セクシー、癒し、たくましい、ナルシ、MC)じゃないけども、(勿論一定以上の顔面とはいえ)必ずしも全員が全員センター張れる正統派イケメンばかりというわけではなく、それぞれキャラクターの違うメンバーをバランス良く配置する形になっているから、ハイロー世界の毛色の違うギャンググループ各々に割り振りやすいし、

逆にハイローの方も、良くも悪くも設定が「記号的」なので、あとからでもいくらでも新キャラを追加しやすい世界感

(実際、殆ど何の説明も無しにいつの間にか新キャラが追加されてたりしますしね…)

 

って、無理なくっていうか、この記事を読んだあと、ふーんじゃあセクゾンとかどっかなって考え出した3秒後にはメンバーそれぞれの布陣と背景がぱっと思いついたくらいであった。

ハイロー凄い。

 因みに断っておくと、別にジャニヲタじゃないです(のでファン的には全然ちげえよ!って思うかもしれないからごめん)

 

 

まあ中島健人は文句無しにWhite Rascalsでしょう…

 

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まさに、アイドルになるために生まれてきたようなというより、中島健人のためにアイドルという職業はあるんではないかと思うくらい生まれついてのアイドル・中島健人さんの伝説は多々報告されているところではありますが、

ファンの靴が目の前で脱げたら、「気をつけて、シンデレラ!」なんて台詞がパッと出てくるようなサイコーの王子キャラたる中島健人は、「女を守る」ことを至上使命とするWhite Rascalsで活躍できそうです。「大丈夫?お姫様」なんて台詞がマジで素で似合ってしまう稀有な男。

うーんでも、…活躍…できる…かな?

 

というのは、もう少し踏み込んで考えてみると、実際こんな良い男が「大丈夫? お姫様」とか言うたら惚れるやろ。真顔でいるの無理やろ。

 

というわけで、中島健人自身はラスカルズの使命と共鳴し日々女性を守り輝かせることに情熱を注ぐものの、あまりにも王子過ぎるのと顔が良すぎるのでラスカルズの仕切るClub「heaven」で働く女性たちは普通にそのうちうっかり惚れてまい、中島健人もその全てを無下にせず愛を受け入れ優しい言葉を吐く…ので余計にトラブルになる、という感じのことが続出したため、ロッキーによって現在中島健人は店をクビになっているという設定から話は始まる。

 

店をクビになった中島健人は、「お前の女への優しさは優しさではない」というロッキーの言葉をぐるぐると考え思い悩み、過去のトラブル等をも思い出し、もしかしたら自分は下手に誰かを助けたりしない方がいいのではないかと葛藤している

だから、健人への失恋の結果、ラスカルズの店を去り今はダウトの元へいる女性から、酷い労働環境を訴える連絡が来ても一旦は、自分が何とかする事は出来ないと返事をしかけるのだけども、でも最終的には、

「僕が君を助けたいのは愛や恋なんかじゃない。君が僕にとって特別だからじゃない。ただ誰も、不当に連れ去られたり酷い目にあっていいはずなんかないって思うから、ただそんな状況を見過ごしたくないから」

って立ち上がっていく。そんな過程で、元・所属先のラスカルズと合流していく、みたいな感じでしょう…

 何となく、違う意味で女好きの雅貴に一方的にライバル視されていてほしさある。雅貴から会う度に喧嘩売られてるけどニコニコかわしててほしさある。

 

 

菊池風磨はあんまりやる気の無い鬼邪高生

 

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やや語弊はあるが、菊池風磨の持つ、何というか背伸びした悪ぶり感みたいな雰囲気がヤンキー高校生役にぴったりと思う。ってことで菊池風磨には鬼邪高校が一番しっくりきそうです。

ところで私は中二病なので、「普段はやる気がないがめっちゃ強い」みたいなキャラにすこぶる弱い。

なので、菊池風磨にも、

“鬼邪高の「アタマ」とかてっぺんがどうたらとか、心底くだらねーと、めっちゃ馬鹿にしているので普段は全然喧嘩とか番長争いとかにも参加する気ZEROだが、いざ戦うと超強い”

みたいなキャラをやってほしい。絶対似合うと思う。(なんで強いのか?とかそーゆー細かい事はいいんだよ別に!!!)

 

本人には全然喧嘩する気ないのに、SWORD対九龍などの戦いがどんどん激化していく過程で、「鬼邪高の制服着てる」だけで見知らぬ奴に襲われたりするとばっちりを食らう事が多くなり、その度に撃退していくのだけど、その喧嘩をうっかり村山さんに目撃されてしまう

で、村山さんが「アイツ強い」と目をつけSWORD連合軍に加わらないかとスカウトするのだけど、菊池風磨は逆に、

 

「てめえが面倒事ごちゃごちゃ持ち込むせいでこっちはなあ!!!!」

 

と村山さんに殴りかかったりする。

しかし最終的には村山さんが勝ち、「この状況を終わらせたければ根本を潰すしかない、加わって」ということで、まあそうかもなと渋々参戦。

新規のくせに(←?)村山さんから気に入られている節があるので、関ちゃんからめっちゃ敵視されているといい。 

 

 

佐藤勝利はやはり正統派に山王商店街の息子(not 山王連合会)

 

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いえ…別に、決して「ハングリー」のイメージが強いわけじゃないんですけど…なんだろうね、佐藤勝利って其の辺にめったにいるもんじゃない文句無しの「生まれながらのアイドル」(セクゾンに生まれながらのアイドル何人いるんだよ)のはずなのに…この、「近所の良い息子さん」感……絶対近所にいないのに……

 

ということで、山王商店街にある商店の息子さん(親想いで働き者)を推したいんですが、ゆえに、先述の菊池風磨と同様、面倒事や厄介者を街に持ち込んでくる山王連合会の事をあんまり良くは思っていない感じだといい。

というのは、こうなんていうか、コブラ達が戦っている裏で、なんかダンプに突っ込まれたり店を破壊されたりしているnotギャング(not山王連合会)の善良な商店街の皆様たちがいるわけじゃないですか。そっち側の事情や描写もちょっと見たいっていうか。

なので佐藤勝利の登場シーンは、ザム1とかで「街がめちゃくちゃだろコラ」状態になった後、めちゃくちゃにされた街を片付けているところから始まる(トムホ君のスパイダーマンかよ)

 

争いの度に何か破壊されるし、いっそ再開発の立ち退き料貰って別の街で店をやり直すかとか話し合っている両親(まあハイロー見る限り、別の街も治安良いとはとても思えませんが…)に最初は同意するものの、

遂に自分たちの店が襲われた時に、何もできずただコブラ達に守ってもらうばかりで、被害を訴えに警察に行っても「どうせ立ち退くときに壊すんだから別にいいんじゃないですか」なんて全然相手にされないことに憤りと無力感を抱き、

このまま何も出来ない自分でいいのか、大きな力の元から逃げるばかりではどこだって搾取されるばかりではないのかと、闘うことを決意する(感じ)

 

 

松島聡は、兄に憧れつつも虎視眈々とその座を狙う劉の弟 

 

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 申し訳ないことに、正直、松島聡だけは3秒で思いつかず、めっちゃ悩んだんだけども…(ルードや達磨ではなさそうだし)

 

写真を眺めながら色々熟考した末、「劉の弟(異母弟・妾の子)」という所に落ち着いた。

何故!?って感じですが、いや…松島聡自身が、性格の良い天然キャラなのはわかってはいるんですが…この“弟”ってところに置きたいんですよ…

 

というのは、ハイローの原作がLDHの歴史であり、多分にLDHの歴史や状況やメンバー同士の関係性なども物語に入れ込んでいるというところを鑑みた際に、セクゾン自身の持つ歴史みたいなのも入れたいなと思い、つまりセクゾンて今は5人だけども、一時期、年上組3人だけの活動になったときがあったじゃないですか。

なので年下2人は、早く年上組のようになりたいという憧れの気持ちと、年下ポジションとして於かれる鬱屈みたいな感情、自分だってやれるのに、若いせいか?力不足なのか?という苦悩を裏では持ちつつも表では明るさを表出する、みたいなね…とこに置きたいんだよね…

 

ということで、(上園を暗殺し)若くして九龍の一角となった劉を兄に持つ松島聡は、素直に凄いと憧れる気持ちと、いつかその座を我が手にみたいな嫉妬のような感情を同時に抱き、

表面では明るい気さくな感じで兄を親身に支え力になりつつも、裏では兄を抹殺すべく九龍の他の面子やSWORDの面々などへの工作活動を行っているといい

工作活動を行っているのでSWORDとは若干の協力関係にあるものの、家族に恵まれている佐藤勝利には憎しみの気持ちが勝り、家族の絆なんて、バカバカしいと吐き捨て敵対したりする…

 

…あれですね、完全に「BANANA FISH」の李月龍的ポジションですね…(何でもバナナフィッシュに例えるタイプのオタク)

 

(※ってかしらんかったけど、『BANANA FISH』の舞台化でアッシュやってたの劇団EXILEの人なのね)

 

 

マリウスはプリズンっていうかリトルアジア出身のフォーの弟分ポジで!

 

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こっちは2秒で思いついたような設定っていうか2秒で結論出たけど、いやほら、だって英語とか喋れるし…

ハイローのギャグで、マイティやプリズン等のキャラが英語で煽るものの、ノボル以外基本高卒集団のコブラちゃんやヤマトたち山王は全く理解できず、は?ってなるみたいなのがあるけど、

しかし、煽るというよりか、眉を下げ困ったように「~~~~(英語)」(※ごめん私が英語出来ない)って肩をすくめた途端山王の誰かに、「何言ってっかわかんねえんだよ!」って殴られて欲しい(ひどい)とか、

喧嘩の最中ピンチに陥ったときに、その可愛い顔を存分に生かして泣きそうな顔で「~~~(英語)」(※私が英語d)って呟くから、母性本能的なものを刺激されちょっと気の毒に思ったラスカルズが油断した途端、引っかかったなとばかりにニヤと笑ってボコボコに反撃してほしいみたいなとこある。

現状ハイローに足りないのは、アイドルみたいに愛くるしく可愛い顔してんのにめちゃ強キャラだと思うんだよな~~~欲しいな~~~

 

ということで、プリズンの一味っていうか、別に刑務所に入った事はないけど、リトルアジア地区出身でフォーに面倒を見てもらっていたフォーの弟分的ポジがいいかな

(※フォーっていうと誰か分かんないかもしれないので一応書いとくと、メンディーです)

フォーに構って欲しくてやたらと絡みにいくけど、フォーがあんまりベラベラ喋るとは思えないので基本9割くらいマリウスが喋ってるバランスだと良し。

 

自分は闘う気満々だけども、フォーには子ども扱いされ「お前に喧嘩はまだ早い」と止められ続けているので、もーー!!!!俺だって出来るのに!!!!って悶々としているキャラ。自分だっていつまでも守られているだけじゃないんだというところを見せつける為に勝手に乱闘の場にやってくる。

 

 

 

っていう感じに結構すんなり設定を思いついたし、これ全然セクゾン今からでもハイローに出れるよ!!!!(←?)

 っていうかn番煎じだけどこの遊び楽しいよ笑!!!

 

【雨宮広斗の】映画「HiGH&LOW」シリーズひとり応援上映会(三周目)で気付いたことまとめ【話をさせろ!!】

 

お前永遠にハイローの話するつもりか!?

永遠じゃねえ、ムゲンだ!!!

 

というわけで、9月3日のハイロー大ヒット御礼舞台挨拶ライブビューイング中継&“超”応援上映の前哨戦として……いや、ぶっちゃけ実際は、10分前から待機して12時になった瞬間チケット入手を目論んだけれども当然のようにMURIだったので泣く泣く新宿ピカデリーのライビュに行ったんですけども、

 

 

ともかくその前哨戦として「映画「HiGH&LOW」シリーズひとり応援上映会」を、お兄ちゃんが結婚したという祭りと(だからTAKAHIROはお前のお兄ちゃんではない)、3回目「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」鑑賞の復習とあとキンブレの色変える練習も兼ねて実施してみたわけです。

合計4時間くらいの映画であるはずなのに、10時間以上かかって…(臣ちゃんの作画があまりにも良すぎて30秒ごとくらいにいちいち止めてその度ツイートするから←興味ない人にとっては大迷惑のアレ)

 

いや~何か見返すと、私こんだけハイローについてぎゃあぎゃあ言ってるし2、3回は見てるはずなのに、約1年経って割と記憶を改竄しているというか、分かってor気付いて無かったなっていう部分が結構あって、ハイローってつくづく奥深いなあと思いましたよ。私がろくに見てないだけかもしんないですけど。

というのはね、私は、最大の推し(のはずの)雨宮広斗についても!!!! ちょっと記憶改竄というか見逃していたかもしれないポイントが何個かあった!!!!

っていうか冒頭でハイローの話って言ったけど!!!今回は99%雨宮兄弟の話しかしない!!!! あとの1%は「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」最大のヒロインUSBについて大誤解してたかもしれない話!!!

 まだテンションを引きずってるので今回はビックリマーク多めでいくよ!!!!

 

 

【雨宮広斗について気付いたこと①:広斗の美味しいどこどり問題について】

 

9月3日の舞台挨拶でも、雨宮次男である雅貴の中の人であるTAKAHIROさんが、「広斗がいつも美味しいところを持っていく」とぼやいていましたけれど

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この「広斗が大体美味しいところを持っていく」って、実際に広斗がハッカーの女の子を助けたり、「壁になったり」、良い場面で活躍するって話でもあるけれど、実はそれだけじゃなくて、よく見ると、

「実際に身体張ったのは雅貴なのに、何かあたかも自分が活躍した感じに演出してる」

とこもあるんですよ!!

 

例えば、現在公開中のザム2で広斗が源治に一旦USBを奪われたあと、後ろから雅貴がバイクでやって来てUSBを源治から奪い返す場面あるじゃないすか。

それで、悔しがる源治を見て、何故か広斗がドヤ顔をしているんだよな!!!

まあもちろんこのドヤ顔は、雨宮の腐女子的には、「どうだ俺の兄貴すげえだろ」ってことだという解釈をするべきかもしれないが、

よく考えれば、いやね、お前だって一回奪われちゃった側だからね!頑張ってうまいこと奪い返したのは雅貴だからね!?

って感じじゃないですか。なのに、ここで広斗のやりきった感じの表情が入ることによって、観客にはそちらの印象が残り、あたかもなんか広斗が活躍したみたいな風になってる!!

 

っていう広斗の「印象操作」で一番酷いと改めて見てめっちゃ笑ったのが、ハイローザム1でスモーキーの妹であるララを助け出したあと、

「もう大丈夫」って微笑みかけて手を差し出すこの場面っすよ!!!

 

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いやいやいやいや、ちょっと待てよ!?

広斗って、この「攫われた女性たちを助け出す」ミッションに於いてほぼ何もしていなかったのでは????

 

ところでザム1では、広斗が珍しく雅貴を「兄貴」と呼ぶ貴重なシーンが見られるんですけど、ここが雨宮の腐女子歓喜ポイントたる所以で、つまり推測するに、雅貴におねだりをする時にだけ「兄貴」って呼ぶんですよねーー広斗くんは。

雅貴が、広斗にとっての兄はまず尊龍である事に憧れのような哀しみのような感情を抱えていて、だから兄ぶりたがっているのをどこかで分かっていて、だから雅貴が「兄扱い」される事に弱いのが分かっていて、何か無理めいた頼みごとする時にだけ「兄貴」って言うんだと思うんですよ。(狡い男!!!←大歓喜する腐女子)

で、ザム1で広斗がどういう時に雅貴を「兄貴」と呼び掛けたのかというと、

 

例の大乱闘スマッシュブラザーズの最中のコンテナに乗り込んだ後、スモーキーに頼まれた「ララの救出」をすべく攫われた女性たちを探している最中に、前のシーンで一目惚れ(殴られたあと「お前、おもしれえな」なんて、少女漫画のヒーローがヒロインに言うやつだぞ)したICEに再会してしまったので、この運命的な再会、もうICEとやるしかないっしょ!?って事で、

 

「兄貴、他は任せた」

 

って言うわけです。雅貴は、は??と言いつつも、可愛い弟の頼みなので引き受けてあげている。優しい。

そもそも広斗がスモーキーから引き受けたはずの救出ミッションとICE以外の奴らを全部雅貴に押し付けて、自分はとっととICEと喧嘩しに行っちゃうシーンです。

まあ、それだけならいいんだけども(うーん、いい…かな…?)、問題はその後で、最終的に琥珀さんが説得に負けて落ちたので解散てことになった後、雅貴と一緒にララがいるであろう場所にいくわけですけども、そこで広斗が、

 

「もう大丈夫」

ってララに微笑みかけて手を差し出す…

 

…もう大丈夫じゃねえよ!!!!! 女性たちの救出ミッション頑張ってたのは雅貴!!!!!!! お前はずっとICEと喧嘩してただけだろ!!!!!

何で自分が活躍した感じに演出してんだよ!!!!!

 

と、つくづくまさに「美味しいどこどり」の広斗にめっちゃ爆笑したシーン(一応書いておくとこれは全く否定的な意味でも否定的な話でもなくて、広斗はそういうところあるのが雨宮兄弟の超面白いポイントと思うんですよ)

なわけですが、ってことを考えてたらちょっと更に気付いちゃったんだけど、気付くの遅いんだけど、

 

そもそもルードボーイズは何で真っ先にララの元に行こうとしてないんだよ!!!

第一、お前らそのために来たんちゃうんかい!!!

何で他人である雨宮兄弟に放り投げてんだよ!!!

 

って一番怖いのは、二回観てもその事(広斗が実は印象操作してるのとそもそもルードが真っ先に行くべきということ)に全然気付かなかった自分なんですけど…ノリだけで違和感を抱かせずに押し切れるハイロー凄い…

 

 

【雨宮広斗について気付いたこと②:ザム1とレッレ以降で若干キャラが変わっている疑惑について】

で、このララへの微笑みシーンも含めて私が驚いたというか、あれ??って思ったのは、

広斗ってザム1では結構笑ってるシーンあった!!!!

ICEと出会った時も、何なら別れる時も笑っているし、ララにも二度ほど微笑みかけていたりするし、

何であんまり笑わないキャラだと思っていたというか記憶を改竄していたんだろう???

 

って考えつつもレッレも観返すと、やっぱりレッレの方がやや性格というか言動や態度がキツめになっていて、レッレの方が後で公開されたのでそっちの印象の方が強くなっちゃってるからだと思ったんですよ。(まあ尊龍には「兄貴」って笑いかけてますが)

 

この性格が変わってるように見える疑惑、単に監督が違うからとかじゃなくて、

もしかして広斗って、弟だからという甘えがある対・雅貴以外には、もちろん優しく愛想がいいとまでは行かずとも、普段はもう少し人当たりがいいし普通に話せるんじゃなかろうか。それこそ、ザム1の広斗は、それ以降と比較すると、人当たりがややいいですよね、「アル中だけどな」とか冗談めいたこと言って笑ってたりもするし、あれの方が普段なんじゃないだろうか。

じゃあ何で、レッレ以降ではちょっと性格がキツくなっているように見えるかというと、

 

こっからは雨宮の腐女子ゆえの妄想なんだけど、

もちろん、レッレの方が事態が全然深刻だからっていうのもあるだろうけども、

もしかして嫉妬…なのではないでしょうか…!?

 

 

レッレのヒロイン(なのか?)愛華が、雨宮兄弟の両親の墓にやってきた初対面シーンを見て思ったんだけど、あの時の広斗、

「誰?」

って、愛華に言ってはいないですよね?

「誰?」って、雅貴に聞いてるんですよね? だから雅貴は誰だろうって感じで愛華をじっと見つめる。

つまり、「誰その女?俺知らねえんだけど!?」っていう事なんじゃないですかあれは。

でそのあと、雅貴が愛華に興味を持った様子で、ナンパ?ってかセクハラ?をかましていくわけじゃないですか。

 

あのもしかして、だからちょっと当たりが強かったんでは…!?

 

っていうのは、ハイローザム2にも言えて、

これは私の推測ではなくTLで誰かのツイートで見かけて、マジで心底天才的発想だと感涙してその日一日中きもちニヤニヤしていたんだけども、

ザム2で広斗は何故かずっと、「USB持ってる奴」じゃなくて、「お前(雅貴)の一番信頼できる奴」って言う。

 

「何してんだよ“お前の一番信頼できる奴”は」

「大丈夫かよ“お前の一番信頼できる奴”」

 

ってかそもそもね、広斗って琥珀のこと全然知ってるはずだからね、ムゲンの支配に屈せず()たった二人で立ち向かった兄弟だし…。

USBを持って琥珀が現れた後も、「琥珀かよ!」って驚いた様子もなくて、「お前海外で何やってたんだよ」とか話しかけてるから、USBを持ってるのが琥珀であることも聞いてたと思うし、普通に、お前…とか話しかけられる程度には知り合いのはずなんですよ。

にも関わらず、ここで“お前の一番信頼できる奴”という妙に嫌味めいた言い方をし続けるの……嫉妬でなければ何だ!?!?

絶対これ、雅貴が自分のほかに信頼できる人がいたことが気に食わないからじゃんもうーーーー!!!!! 嫉妬じゃんもうーーーー!!!

 

ってことで、レッレとザム2では、単に嫉妬してたからやや性格がキツくなってるように見えるで私の中ではFAなんですけど、如何でしょうか。

 

 

【雨宮広斗について気付いたこと③:レッレの序盤までの戦闘前&戦闘中の表情について】

 という腐女子の戯言はさておいても、これはもう少し重い意味で、レッレ序盤までとそれ以降の変化だと思ったのは、広斗が実は結構笑ってるシーンある件に関してもうひとつ言えば、

レッレ序盤までは戦闘前とか戦闘中とかも割とニヤニヤというかニコニコしてたんですよね広斗って。

 

何でこのことに気付かなかったんだろうなーーー全然ちゃんと見てないな私…ってめっちゃ反省したわけだけども、

この、“感情を表に出すことがない”設定であるはずの(全然そんなことねえだろって思ってるけど)広斗が、戦闘前&戦闘中にニコニコしていて、コメディリリーフ担当の節がある雅貴の方が比較的険しい顔していることが多いの、まさしく「兄と弟」って感じでめっちゃ萌えるが、

 

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 何ていうかなあ、殴り合ってても楽しそうなんですよ、というより楽しそうだったんですよ広斗って。

つまり、レッレ序盤まではまだ遊びの延長というか、どちらかというと「楽しいこと」にカテゴライズされていた、んじゃないかと

だからザム1でも、責任感よりもICEとの遊び的喧嘩の楽しさの方を優先しちゃうとこあったというか。

その辺はまだ雅貴の方が大人で、戦闘が生み出す面倒事や拳の持つ重みや自らの行為と結果への責任みたいなものをもう少し認識しているからこそ、あんまりニコニコはしてなかったり、カッとしてすぐ向かおうとする広斗を止めたりしてる場面があったりする。

そこが、「まさしく兄と弟って感じで」って意味なんだけども、レッレ中盤以降ではこの広斗の戦闘前&戦闘中の笑みは消えますよね。

勿論、笑っとる場合じゃなくなったからですが、実際に兄の死を経て、人が死ぬかもしれない戦いに追い詰められているからこその、否が応でもしなければならなかった大きな“変化”

この、心構えと態度と取り巻く状況の変化っていうのが、こういう表情の違いでも表現されているのだなと…私は三回観て気付いた…遅い…

 

 

【雅貴ってあの場面いなかったのでは問題について】

レッレ見返して気付いてしまったけど、

レッレの尊龍の有名な台詞、「強く、強く、生きろ」って シーンあるじゃないですか。

ザム2でも雅貴がこの台詞を回想しているぽいところがあって、私は前の記事で、この回想のテンポ感が良いみたいに褒めたからその後でこれ言うのほんとに何なんだけども、

 

あの…雅貴って…この台詞のシーン…いない……いないから聞いてないんじゃないかな…

 

 

【例のUSBにまつわる尊龍の意図の可能性について】

ザム2では、「お前らの兄貴(尊龍)が命をかけて守ったUSB」 を巡る争い(このUSBを巡る争いって本当に馬鹿っぽい言い方なんだが)が描かれていたわけですけども、私はどうやら、この、「尊龍が命をかけて守ったUSB」という意味を理解していなかったかもしれない疑惑

 

というのはですね、

上園との銃撃戦に尊龍が持ってってたUSBってあれって結局偽物じゃないですか(ですよね?)

本物は、「尊龍が愛華の元からUSBを持って出て行った」⇒「尊龍がハッカーの女に解析を頼んで渡した(あと尊龍は消えた)」⇒「ハッカーの女が手に負えないと連絡した過程で雨宮兄弟らに接触、ITOKANでノボルと共にUSBの解析を試みる」

 

という時にあの銃撃戦始まってるんで、そもそも本物はITOKANにあるはずで(と考えると、本物はITOKANにあるはずなのを知っている雅貴が上園会長を追いかける意味もちょっと分かんなくなるんだけど)

尊龍が銃撃戦の前に「お前らには必要ない」とかって床に放り投げた方のUSBは、結局上園会が回収したものの「データファイルがない」とかなっていた、のでまあ偽物なんだろう

 

でそのことと、

「復讐のために上園会に潜入したが、害虫は一匹殺しても意味がない、元を絶たねばということに気付いた」(結果として九龍を潰す可能性のあるUSBの存在の利用を思いついた)

みたいな尊龍の台詞を踏まえると、

 

初めて、あ、もしかしてそういうことか!?って思ったのが、

だから、「命をかけて守ったUSB」って別に、銃から身を挺して守ったってことじゃなくて、

「上園会にわざと偽物を掴ませた上で自分は殺される事で、上園会に「もう大丈夫だ」という安心感を与えることによって、「本物」の方を隠蔽した(第三者に渡して公開させる)」って意味ですか????

散々、尊龍は何を取引しに行ったんだとか無策とか何がしたかったのか意味が分からないとか言っちまったが、もしかしてそうじゃない…!?

はなから取引するつもりはおろか、銃撃戦で勝つつもりも無くて、「偽物をわざと掴ませて自分が消える事で本物の在り処を隠蔽する&本物は(愛華など)別の人に公開してもらうことで、単に上園一人を殺すだけではなく九龍を潰す」事こそが目的だったんですかね??

だってそのまま逃げていても「自分or自分たち(愛華)が持っている」って事を知られているうちは永遠に追われ続けるわけなのだから、偽物を与えることで終焉をはかろうとしたと

 

だとしたら全然無策じゃなくて、尊龍ってこれ凄く「役者」じゃないですか???

(だって弟たちでさえ、「復讐なんか…」とか尊龍が銃で復讐しようとしてると思ってたわけだし…)

 

あーうん、でもそれ死ぬ必要あったかな…別に本物とっとと公開すれば済む話だったわけだしね…あ、うんやっぱ違うね…

単に偽物を餌におびき寄せて銃ぶっぱなしたかっただけなのかもね…わかんないな…

っていうかそもそも、ザム2で雨宮兄弟とか「USBどこにあるんだよ!?」って警察に言われてたり、九龍も「SWORDのガキが持ってることは分かってるのに…」とか言ってるし、全然隠蔽できてないしね…

(上園が偽物掴まされて、衝撃でデータ消えたかもとかのんきな事言って終わったはずなのに何で本物が別にあるのを九龍や警察の皆が知ってるのかの過程がちょっとわかんねーんだけど…)

 

ということで、USBにまつわる意図は三回観ても不明のままでした…誰かいい解釈あったら求ム。

 

 

っていうのはさておき、

ところで、ハイローザム3特報出ましたね!!!!!

広斗生きてて良かったね!!!!!!(まあ回想の可能性はあるけど)

 

www.youtube.com

 

ところで雨宮兄弟が背負ってるこれ何かな!!!!!

 

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 【再再再鑑賞日:2017年9月2&3日】

 

【神に】この夏最高のお祭り映画!!!! HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY【感謝しろよ?】

 

 

昨年何故かうっかりハイローにハマった結果、これまで何度も長々と「HiGH&LOW」について語ってきていたわけですが、

 

↓これまでの記事

【映画一作目の感想】

barakofujiyoshi.hatenablog.com

 

【RED RAINの感想】

barakofujiyoshi.hatenablog.com

 

【RED RAINを受けての雨宮兄弟妄想】

barakofujiyoshi.hatenablog.com

 

 【ドラマを一巡して気付いたことの話】

barakofujiyoshi.hatenablog.com

 

 

ぶっちゃけ、今言いたいのはこれだけだ。

御託はいい!!!!!! つべこべ言わずとっとと観ろ!!!!!!!!

この間の金曜ロードショーは視聴者舐めてんのか!?って感じに本当に心底クソだったけどあれは忘れて、今すぐ観ろ!!!!!!

これまでのあらすじは冒頭で説明されるから大丈夫だ!!!!

 

(あるいは初見用にこの映像で説明されている!!)

 

www.youtube.com

 

 

私は、公開日は土曜出勤日だったけどやっぱりどうしても観たくて夜に新宿ピカデリーに行きあまりの面白さに深夜大興奮で帰宅したものの

 

 

 あまりにも見所が多すぎてというか全編見所で脳内処理しきれなかったため日曜に今度は丸の内ピカデリーでもう一回観に行った

しかし先程の「とにかく観ろとしか言いようがない」という言葉と矛盾するようだが、これは本当に全部感想を語ろうと思ったら、DVDで20秒ごとに止めて「今のここさー!!!」ってやり方をしなければならない。

そのくらい語りたいポイントが、

雨宮兄弟の関係性萌えや心臓が止まるかと思うくらい萌えた雨宮兄弟の超ハイパーご褒美シーンについては三時間くらい語りたいし、今回初登場のなおなおコンビの素晴らしさについても語りたいし、ジェシーの登場シーンや「神に感謝しろよ♥」の魅力についても語りたいし、他にも九十九さん不死身すぎ問題とか、村山さんが相変わらずコブラちゃんを好きすぎる問題とかもう、もう…っっっっていうか広斗ーーーーーーーー!!!!!!!! 広斗ーーーーーーーー!!!!!!

あんな状態で11月11日までお預けなんてどうすればいいんですか!?!?!?!?

11月11日、羽生くんのNHK杯とハイロー新作っていう今の私の全生きがいが同時に来ちゃうなんて、クリスマスと誕生日と正月が一緒に来たみたいな、っていうか11月11日って実際にリアルに私の誕生日なんですけどね取り乱しました

 

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あまりの大興奮と衝撃に取り乱しましたが、

車やバイクが飛び交う(いや比喩ではなくほんとに飛び交っている)派手なアクションシーンにテンションぶちアゲの音楽、顔が綺麗な男たち、観ているだけで脳内アドレナリンがドバドバと出てくるのが分かる楽しさもさりながら、映画の出来としてもこれは前評判通り「HiGH&LOW THE MOVIE」や「RED RAIN」よりも格段に面白くなっていると思いました。

それはもう冒頭の映像から顕著で、最初はルードボーイズの無名街から始まるんですが、今回は幸いなことにいきなり爆破されたりはしませんが、あの工場跡だか何だか分からない無名街全体プラス街の外までがかなり高いところから俯瞰でぐわああっと映る。

そうなんですよね、たぶん気のせいじゃないと思うけど、いつもより高いんだよね!!!!

その、普段より高さマシマシのところから、街の中で人さらい(素朴な疑問なんだけどハイロー界の人さらいって、いつもなんであんな白昼堂々とやっちゃうんですかね…「ルードだ!!」じゃねえよ、見つかるに決まってんだろ)を発見したルードボーイズの面々たちが、パイプや柱などを伝って下までガーーーっと下ってく、凄い。もうここでテンション上がる。

 

という最初からテンション爆上げのルードの映像から、例の各チームのお馴染みテーマソングと共に、「達磨一家」「鬼邪高校」「White Rascals」そして「山王連合会」、各チームの映像が順に流れていく。もうずっとニヤニヤしっぱなし、ここから雨宮兄弟が出てくるまで本当にずっとニヤニヤしていた気がする。

だからこれは、よっ!!!待ってました!!!! っていう各クラスタのテンションを最高潮まで高める意味もあるのだけど、

このシーンで、「SWORDの各チームがSWORD外の奴らによって迷惑や被害を被っている」ということを示した上で、コブラ発案で各チームが集まり「外の勢力に対抗するためにSWORDで協定を結ばないか」という流れを作ったことが、最後の乱闘の(ストーリー的)「妥当性」にちゃんと繋がってくわけですよね。

(いや喧嘩することの妥当性という意味ではなく、話の流れとしての妥当性…)

 

これは一つの、ハイローザム1からの脚本上の進化だと思っていて、

つまり映画一作目って、これを言うのは野暮ってもんなんだけどぶっちゃけ、コブラたち山王連合会以外のチームが最後の大乱闘スマッシュブラザーズっていうか、琥珀さん棒倒しに「参加する理由」、というより「参加できた理由」がいまいち分からなかったじゃないですか。

何で日時を知っていた(そしてタイミングよく現れることが出来た)のかも分からないし、山王連合会以外は、確かに外のやつらに迷惑を被っていたけどもだからって別に琥珀さんを止めるゲームに参加する理由や、琥珀さんが倒れたからといって喧嘩をやめる理由も(だってそれじゃあ別に解決してないし)無かったわけじゃないですか。

 

っていうストーリーの欠点が前作にはあったわけだけど、今回、「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」ではその辺がちゃんと改善されている上、

「SWORDの各チームが大乱闘に参加してくれるか」はイコール「冒頭でコブラが提示したSWORD協定に賛成してくれるか」ということであるため、乱闘参加の可否がちゃんとひとつの物語展開のポイントとして機能している。

 

ということだから最後に乱闘に現れてくれた達磨一家&日向の、

ラスカルズに喧嘩売ったってことは、SWORDに喧嘩売ったのと同じ、これがSWORD協定じゃあ!!!」

って台詞への一種の感動になるわけですよね

(しかし、前回の「車のボンネットに乗って登場」という伝説の名シーンを残した日向(林遣都)、今回も「ターザン」からのアタックという名シーンを残し、登場のインパクトへのこだわりに余念が無さすぎる)

 

 

というように、前評判通りこれまでの作品より進化というか改善している要素が結構あって、

まあ画面の情報量があまりにも多すぎて全部は二回観た程度じゃとてもとても追いきれていないんだけど、大まかに言うと、

 

・「あんたら確実に殺しに行ってますよね? っていうアクション」

・「格段にセンスのよくなった音楽の使い方」

・「戦闘中に謎回想をやたらと挟まない」

・「カットするところは潔くカットする」

・「決着を精神論(琥珀さん改心パンチとか)で終わらせない」

 

 

とかじゃあないかなあと思う。

 

 

あんたら確実に殺しに行ってますよね? っていうアクションの進化

 

今回のハイロー2を観てびっくりしたというか大きな変化だなと思ったのは、

ハイロー界がどんどん良い意味でも悪い意味でも「俺ーお前 の関係が世界=SWORDの平和に関わる」的「セカイ系」から脱却していき、外の世界との関係性をも描くようになった関係上、

人を殴っていてもどうにも牧歌的な感じのあった(ドラマの最後なんか、SWORDの皆がノボル説得のためにコブラ&ヤマトが視聴者でさえタルくなるほど長々と喋るのをちゃんと待っていたりしてくれるし)これまでとは違って、

今作の琥珀&九十九さん、雨宮兄弟、新キャラである不死身のアサシンというかもはやホラーなターミネーター源治(小林直己)をマジで「殺しに」いってますよね!?

これは結構驚いた。 

 

一応、殴るのはいいけど殺しはアカンみたいな不文律があった気がする(レッドレインだって、一応避けてるだけで殺そうとはしてない)これまでと違って、今回、三、四階?から突き落としたり海に車ごと突き落としたり、誰が見ても確実に、いや流石にそれは死ぬぞ!!!! っていう感じのことを琥珀さんらが躊躇なくやってるシーンが幾つか出てきて、それがただ人を殴るだけではないアクションや映像の面白さと緊張・緊迫感、車やバイクがガンガン飛び交う(比喩ではないです)迫力に繋がっている。

まあ死なねーんだけど…

 

 

ところで、いくら脚本上に改善が見られるとはいえ、脚本にツッコミどころが「無い」とは言えず、まァ誰しもが絶対に思うであろう一番のツッコミどころは、

 

「っていうか、重要なのは中のデータなのであって別にUSBそのもの(物理)ではねえから!!!!!」

 

というあたりで、要するに今回、

レッドレインで、雨宮長男が手に入れ最終的には次男琥珀さんに預けた「SWORD地区のカジノ誘致の利権に関わる情報」が入ったUSBを、何とか世に公表される前に九龍たち(プラス金銭の授受や便宜をはかった情報が出るとマズい政治家や警察など)は奪い返そうと暗殺者を送り込んだりするわけです。

つまりこれって、もし雨宮or琥珀側が既にデータのバックアップを取っていたりすれば(そんな知能があれば)、別にいくらUSB(物理)自体を奪い返しても特に意味は無いわけですし、USBを巡る追走劇と秘匿データの公開ってなんとなく、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を思い出す感じですし絶対に影響受けてると思うんだけども、ウィンター・ソルジャーだって確か別に公開したのはUSBに入っていたそのものの情報じゃあないわけで

 

そんなことはともかく、中盤、このUSBを巡り

九龍の一つであるヤクザが送り込んだアサシン、源治(暗殺者っていうか普通に若頭なんだけど…でも暗殺者だよね…)と、琥珀&九十九、雨宮兄弟の間で派手なバドンリレー&旗取り合戦バイク&カーチェイスが繰り広げられるわけですよね

 

でもまあここを、バドンリレー&旗取り合戦、要はUSB(物理)を取った人が勝ちっていう単純な話にしたのは、正解だと思う

「何をすれば勝ち」が単純化されることで、誰が「何のために」「何をしている」のかがとても分かりやすくなるのもあるし、だって、このシーン&このシーンの後を見るためだけに1万円払ってもいいくらいだし!!!!!!!!!!

 

これはもう文字で読むと伝わりづらいので直接映像を観てもらうしかないんだけども、

車を一瞬見逃したと思ったらちょっと溜めて走り出した勢いでからだごと車のフロントガラスを割って乗り込む九十九さんとか、バイクから車の上に飛び乗った上、車の上にいる人物を蹴り落とす雅貴とか、車の上に飛び乗ってそのまま刀を突き刺す源治とか、刀で襲いかかってくる源治を振り落とす広斗のバイクさばきとか、車の後ろに手だけ掴まったまま引きずられている琥珀が、あとちょっとで後続の車に轢かれるっていうところから身体を空中で前転させて戻るところとか、そのほか諸々の、LDHの身体能力あまりにも高過ぎでしょなアクションの数々、緊迫感、

車がバイクに突っ込む→バイクが回転→後続の車たちがそれにぶつかって更に火花を散らし回転していくシーンの画の派手さ、

などなどアクションシーンがパワーアップしているのは言うまでもない

(副作用としては、ここで彼らが完全に殺しにいってる&画面が派手なため、一番最後の乱闘より中盤のこっちの方がアクション的に盛り上がってる感が否めない点…)

 

 

いいから雨宮兄弟の話をさせろ。

 

でこれは個人的な蛇足なんだけど、

雨宮の腐女子への配慮(萌え)どころも盛りだくさん!!!

もう雨宮の腐女子は死んでも観に行くべき。どうせ観たあと萌え過ぎて死ぬし。

というのはですね、陽動のために、雅貴が実はUSB(本物)ではなく別のハコをバイクで走っている広斗にバトンタッチする描写があるんだけども、

この、何も言わなくても瞬時に阿吽の呼吸でそれが出来る雨宮兄弟ね!!!!!!!

これって多分、これまで運び屋の仕事を一緒にやってたからできるんでしょうね、同じことをやってたんでしょうね、これまで、っていう設定も生かされている!!!!

 

っていうところだけでも感涙モノなんだけども、それらUSBを巡る争いが終わったあとの、例のハイパーご褒美胸ときめき萌えマックスシーンな!!!!!!!

あの無愛想で基本的にお兄ちゃんの話を聞いていない広斗が、雅貴を立ち上がらせてあげるために手を差し伸べる(!!!!!!)っていうだけでもうホントに心臓止まるかと思うくらい萌えたんだけど、その後、雅貴が凄く嬉しそうに、広斗の手をぐっと引き止めて長く握り続けるーーからの、照れたように顔を逸らしてサングラスをかける広斗までの流れの素晴らしさについては正直あと3時間くらい語り続けたい。

 

だってあれはね、レッレでは、雅貴が最後に尊龍に拳を重ねることができなかったことを鑑みると、物凄く切なくて胸熱なシーンなわけですよ。

 

金曜ロードショーでは雨宮兄弟のトライアングル関係を示す重要な台詞がカットされていたし、あるいはまだレッレを観ていない原始人のためにここで雨宮兄弟の関係性についての前提をおさらいしておくと

 

(下記の過程は主に「RED RAIN」で描かれている) 

 

 

・雨宮雅貴と広斗は、親の再婚によって兄弟になった、義理の兄弟である(雅貴と尊龍は元々の本当の兄弟)

・広斗は、尊龍(長男・斎藤工)のことは尊敬し憧れているが当初雅貴には喧嘩売ってたりした(ってキャラ紹介に書いてあった)。尊龍のことは「兄貴」と呼ぶけど、雅貴については、おねだりする時以外は基本「雅貴」(今回、二回ほど「おまえ」にグレードダウンしていて笑った)

・↑については雅貴も認識しており、レッレで「広斗の扱いは、兄貴の方が上手かった」とモノローグしていることからも、そこにちょっとした寂しさのようなものを感じているのが分かる。(このモノローグ金曜ロードショーで削ったの本当に許さない。三人の関係を示すすごく大事な台詞なのに、全然分かってない!!)

・なので、広斗にとっての「兄貴」というのは、まだ尊龍のことだと思っているから、「お兄ちゃんの言うことを~」と、お兄ちゃんぶりたがる(のだと思う)

⇒因みにこれは重要なポイントだけど、これ私の勝手な解釈だと思ってたけど実際にTAKAHIROがインタビューでそう言ってっから!!!!! 公式だから!!!

music-book.jp

 

・ けれども雅貴は、「RED RAIN」で、「兄」にも「弟」にもなりきれなかった描写がある。つまり、両親が死んだとき、取り乱す弟を宥めたのでは兄である尊龍の方であり、かつ、最後に尊龍が死んだ際も、拳を合わせることが間に合わなかった。その際、傍にいたのは義理の弟である広斗の方である。しかも、広斗の方が、尊龍の意志を継いだーような描写がある

・だから、雅貴はよく考えると、「自分が本当の弟なのに」と、広斗のことを複雑に思ってもいいはず、なのだけれど、それでも、広斗の「兄」になろうとしている

 

まあ上記にはやや私の妄想も含まれているけどもこの前提と関係性を踏まえるとですね、

今作、ここでちゃんと、「弟として」兄貴(尊龍)の意志を受け継いで、かつ「兄として」無事に弟の手を取ることができたことが、レッレでは兄にも弟にもなりきれなかった雅貴にとってどんなに、どんなに、どんなに嬉しかったかって考えると…だからあんなに嬉しそうに広斗の手を握り続けたのだと考えると…またラストを引きずってしまうんだけど…

 

っていうかハイロー2を観たあとでの気付きとしては、自分、

完全に雨宮雅貴に一番強く感情移入してハイロー見てますね…

 

 

格段にセンスの良くなった音楽の使い方

 

これに関しては、単純に私がハイローの各音楽に強い思い入れが出来た&慣れたっていうだけかもしんないので自信ないんですけど、

これまでのハイローで私が気になってたのは、映像としては凄くカッコイイアクションとか盛り上がりそうなシーンなのに、バックの歌が流れた途端曲のあまりのダサさにズコーーーーーっとなって萎えるみたいなとこが結構あったんだけど、

 今回はほとんどそれが!!ない!!! っていうかむしろカッコいい!!!!!

まあ私が慣れただけなのかもしんないけど、映画館を大興奮で出た大きな要素としては、音楽の使い方が良かったっていう要素はたぶんデカい。

 

おそらく前作までと比較した際、ターミネーター源治の登場シーンも(ターミネーターが枕詞みたいになってる…)そうなんだけども、結構、重要なアクションシーンとかスピード感や緊迫感全開の戦闘シーンで、無理に歌が入っている曲を使用せずに、ちゃんと映像に合わせたBGMを使っているんだよね

なのであんま、曲のせいでズコーーっと気持ちの盛り上がりの邪魔をしないどころか、音楽がより観客のアドレナリンを増幅させている! 

勿論これまでのお馴染みの各テーマソングも使っているのだけど、これが、歌なしのBGMで盛り上げたあとに、すごく効果的に、例えば先述のカーチェイス時に建物から雨宮兄弟がバイクでバッと二人で飛び出してくるタイミングでかかり出したりするから、

キターーーーー!!!!的感動がより増し増しとなる

 

で、BGMのセンスと同様に、タイミングのセンスも良くなっていて、

個人的には私、岩ちゃんのコブラ演技がそんなに好きではない(ムゲン時代のコブラちゃんは好き)んですが、唯一、ジェシーとタイマン張っているときの、

 

「寄せ集めのお前らに」「そんな覚悟があるか?」

 

みたいな台詞のところは物凄く良かった。

この物凄く良かったと思った理由として、演技や言い方も大きいけど、バックの曲のリズムタイミングが完璧だったっていうのもある気がする

 

 

 と、全体的にそういう、(LDHのアーティストや曲の宣伝という意図も兼ねている以上)元々のドラマ時代からしてある種のミュージカル映画というか音楽要素もデカいハイロー映画ですけども、

今作の個人的MVPは、NAOTO演じるジェシーさんの登場シーンでかかってたあれっすね…手を挙げてくださいよ、よ、よよってやつ…本当に今日ずっと頭から離れん一刻も早く音源化してほしい…

今作で満を持して登場したなおなおの素晴らしさについては誰もが認めることと思うしこれについてもあと3時間くらい喋りたいんだけども、特にこのジェシーの登場シーンね!!!!!!!! ほっっんとうに良い!!!!!

曲のカッコよさと、ジェシーを演じるNAOTOさんの表情、直線的な動きがかなり不気味な源治(特にあの立ち上がるとことかほんと怖い)の方とは対照的に、飄々としているけどどこか食えない色気のあるキャラクターを象徴するような、ゆらあっと歩いてくる立ち振る舞い、本当に心をノックダウンされる登場シーンじゃないですかあれは

やっぱり、ダンスをやっている人にはこういう「身体」での強い説得力があるんだろうかね??

 

そのほか、ジェシーに関しては、「神に感謝しろよ?」(あれはほんっといい!!!!!)とか「なんだよ、やきもちか?」とか素晴らしい台詞が多々あるんだけども、

今作ではドラマ時代なんかに比べたらだいぶ和らいではいたけども(特にロッキーなんかだいぶ普通になった)、元々、中二病患者が考えたみたいな嘘臭いキャラが満載のハイロー界に於いて、ジェシーは良い意味で肩の力が抜けてるっていうか、割といそうな実在感とオタクが好きな設定とのバランスの取れたキャラ感があって、あれですね、絶対こっから人気出るやつっすね

「やきもちか?」については、NAOTOさんのアドリブらしいんだけども、確かにあそこで、ジェシーコブラに「おい、よそ見すんな」って殴られた後に言う台詞として、これ以上ないくらいに「ジェシー」らしいジェシーを体現しすぎている台詞っていうかいやお前はジェシーの何なんだよって感じなんだけど、これぞ本来実在しないはずの「キャラクター」の方が演技者に降臨している妙というか、ハイローってそういうとこあっていいですよね。

 

また話が逸れたね。

 

 

戦闘中に謎回想をやたら挟まない

 

これも誰もが認めることだろうけども、ザム1の時の「応援上映」で、「回想入りまーす」とか「回想の回想入りまーす」とか散々揶揄されていたハイロー「回想」が今回は、当社比で少なくなっている!!!(当社比)(無いとは言わない)

まあこれはエゴサして散々突っ込まれてるから改善したんだろうけども、ドラマ版も含めて、これまでのハイローの最大の欠点であったわけじゃないですか。観客のテンションが盛り上がりそうな肝心なところですぐ回想に入ってしまうので(しかも何回もある)、話が中だるみしまくって「なっげーんだよ!!!!」って思ってしまうの。

しかも、「回想の回想←回想していることを回想している」という謎の技まである摩訶不思議時空間と化しているシーンも結構あったりして、全然話運びがスムーズでなかったんだけれども、

今回、先述した「音楽」についての話と合わせて、お?っと思ったのは、回想に入る時でも、「例の回想の音楽」を使用せずに、「今進んでいる話で流れているBGM」をそのまま流し続けたまま、ワンカットで回想映像がパッ、パッと切り替わったりしてテンポを殺してなかったりするんですよね

 

雅貴が、遂に例のUSBを公開せんとする時でも、多分レッレまでだったら絶対もっとゆったり回想をダラダラ流し続けた気するんだけども、今回は、カーチェイスの音楽を流したまま映像のスピードを殺さずに「強く」「強く」「生きろ」という台詞の区切りで回想カットをどんどん切り替えてたりして、このあたりは本当に進化だなあと思いました。

(※ただ、最近レッレを見直して重大な事に気付いてしまったんだけど、雅貴が、尊龍の「強く、強く、生きろ」って台詞回想しているっぽいとこあるんだけど、雅貴ってこのシーンいなかったからその台詞は見てないんじゃないですか…ね…)

 

かつ、回想と共に、こちらもハイロー名物「パンチする前に泣きながら長々と喋るアレ」(琥珀さん説得パンチやノボル説得パンチや…)も殆どやらなかったじゃないですか。

最終乱闘の、蘭丸VSロッキー戦で素晴らしいと思ったのは、互いの思想みたいなんを長々と喋る説得合戦なんかにはせずに、代わりに「拳がぶつかる」映像で、両者の違いを、両者が抱えているものの違いを、演者に「語らせ」る手法を取ったこと

映画が語るものは、語れるものは何も台詞だけじゃあない

観客への信頼もあるけれども、演者の身体性と「拳」の説得力への信頼ですよねこれは。

 

 

 

カットするところは潔くカットする

 

これも、回想や説得パンチを挟まない話に関連するんだけども、回想や説得パンチで語らない代わりに、「拳で語る」ことも含め、結構、スマートな映像的手法が増えた気するんですよね今回。

例えば、ダウトやプリズンギャング達に、ホワイトラスカルズの面々がやられるっていうところがあるんだけども、ここの描き方もある種思い切ったというか、凄いですよね

というのは、NAOTOとロッキーの戦闘シーンをも、映してないわけですよ。

映さないことが、逆に何が起こったかを観客に想像させる効果を出している。小説でも漫画でもそうだけど、実は「描く」よりも、効果的に「描かない」事の方が難しいんじゃないかと思うんだけども、今回この「描かない」手法を効果的に取り入れていたりして。

 

戦闘シーンを垂れ流しにし続けるのではなく、

ダウトらがやってくる⇒ホワイトラスカルズの一部が追う⇒追っていったホワイトラスカルズが、ダウトらにボコボコにやられている仲間らを目にする⇒またその追っていったホワイトラスカルズの面々がボコボコになっている⇒…

っていう映像を何度か切り替え、あ、ラスカルズ次々超負けてるっていうのを提示した上で、ジェシーがロッキーの元に乗り込んでくる画を映す

 

ジェシーとロッキー戦がどうなったか?は、

ジェシーがロッキーの杖(折れてる)を持ってダウトの元にやって来ている

ことで画として示されていて、だからそれを見た蘭丸が「ロッキーやったのお前か」って察したわけですよね

かつ、それを受けて、「やっぱりあいつがロッキーか、道理でつえーわけだ」とジェシーが手こずってはいたのだろうことも間接的に示される

 

まあもしかしたら戦闘できない何かしらの事情があったのかもしれんけども、それでもここの見せ方はスマートだなあと思ったし、

他にも、「立ち上がれなくなったらいつでも呼べよ」というコブラの台詞を、最後の大乱闘時、蘭丸にやられて実際立ち上がれなくなってるロッキーの手を、助けにやってきたコブラが取って立ち上がらせる、っていう映像で(映像だけで)ちゃんと回収していたりそういう映画的な見せ方も増えていてこれも大きな改善ポイントの気がします

 

 

決着を精神論で終わらせない

 

正直これに関しては、どういう解釈をしていいのかまだ自分の中で消化しきれていないんですけど…

これまでとの大きな違いは、今回に限っては(広義の意味での)「ラブストーリー」ではないんですよ!!!

いや私が腐女子だからそう思うとかじゃなくて、ハイローの基本構造ってこれまで、トライアングルラブストーリーだったはずなのに!!!

 

ラブストーリーというのは大袈裟な言い方かもしれないけれども、つまり男同士の強い情動的関係。

ドラマシーズン1では、コブラ・ヤマト・ノボルの関係が、シーズン2とザムではタツヤ・琥珀・九十九の関係が、レッレでは雨宮三兄弟の関係がメイン軸であったわけですよ

なので今回の琥珀&九十九と雨宮兄弟の共闘、「前々作と前作で成立した二つのカップルが4人同時に出てくる」BL漫画描き下ろしの番外編みたいな感じになってて面白かったけど、そこから気付いたのは、今回のハイロー映画に限っては、ラブストーリーじゃ…ないんだよ!

 

まあ、ラスカルズにせよ敵役のダウトにせよ、抱えている背景や思想や事情がどうにも薄っぺらいので(ダウトなんか、殆ど記号的な機能しか持ってないし)男同士の強い心理的関係性を描きようがないというのもあるのだろうが、

だから、良くも悪くも、琥珀さん説得パンチでは話が終わらないんだな。

良くも、というのは、なので先述したことと同じく、中だるみしたり観るのがかったるくならないという効果はある

 

悪くも、というのは、そのことがーー「説得パンチ」では「終われな」くなったことが、この物語そして今後の展開上何を意味しているか、と考えるとということで、つまり以前私はハイローザム1を、“セカイ系”って書いたけども、ザム1はまさしく、セカイ系の世界だったわけじゃないですか。

琥珀さん”と“タツヤ”(ないしは、九十九やコブラ達)の関係にケリを付けることが、(何故かどういうわけだか)そのまま、大乱闘の決着に繋がり、SWORD地区の平和と均衡に繋がるーーこの時には彼らの世界はSWORD地区だったのであり、だから、俺とお前の関係が世界の平和に直接繋がるセカイ系だったんですよ

という意味で、ラブストーリーなんですよ

 

それが、レッレになると、(おそらく初めて)「SWORD地区の外」から見たときのSWORD地区、など相対化(客観化)されている描写が出てきて、どんどんセカイ系世界は終焉に向かっていき、今作では遂に、「大乱闘を終わらせた」のは、「外」の勢力である九龍の乱入によるものになったわけです

 

これをポジティブに捉えれば、

今回に限ってはラブストーリーつまり、男同士の狭くて強い心理的関係性ではなく、

もっと別の種類の、「つるむだけが仲間じゃない」「俺たちは元々つるむ様なダチじゃないわな」ーー仲良しこよしではないけども、立ち上がれなくなったら手を差し伸べるもう少しクールな信頼関係みたいな、友情でも愛情でも、しかし完全なビジネスライクってわけでもない絆関係を描きたかったということなのかもしれない

ポジティブな「世界」の拡がりーー“俺”と“お前”の狭くて強い関係性以外の、もっと広い繋がり、にコブラ達は目を向け始めた、それは、コブラが商店街の上に立って言う、「ここに立つと、この街だけでなくそのずっと先まで見える気がして」みたいな台詞にも象徴されていて、そこが一つ、今回、「自分たちに手に負えない九龍云々の話よりも、商店街や自分たちの店の利益を優先する」ダンやテッツらとの決裂や差異として描かれていたわけじゃないですか(まあ今作のコブラ勢、あんま好感持てねーんだけど)

 

しかしこの、「“セカイ系”の終焉」をもう少しネガティブに(ここでのネガティブ、というのは、私が「否定的」に捉えているということではなくて、物語上の役割として「ポジティブ」な意味を持っているのか「ネガティブ」な意味を暗示しているのか、ということです)考えれば、

喧嘩ばっかしてまあある意味楽しかったSWORDの日々が終わってしまう、ガキの喧嘩はするけど殺しはしないような、喧嘩に勝てば何かが解決するような牧歌的世界が終わるっていう展開になっていくのであろうということですよね

コブラ達は、今後「この街だけではなくそのずっと先まで見る」ためにはーー「大人になる」ためには、これまでのように喧嘩(パンチ)だけでは、何も解決しない、という事を呑み込んでいかねばならなくなる…

 

まさに、今回のザム2ではそんな、END OF SKYー青春の終わり、が描かれているわけで…まあSKYにそんな意味があるのかはさておき…っていうか、END OF THE SKYだろっていうのはさておき…

 

 

 

その他まとまらなかったまとまりのない細かい感想(メモ)

 

 ■ケンカっぱやくて基本的にお兄ちゃんの話をほとんど聞いてない広斗だが、今回はちゃんと「広斗!」って雅貴に止められたらちゃんと言うことを聞いていた描写があって、あれ、成長している…と感動した。

 

で思ったんだけど、そもそもですね、何で雨宮兄弟とムゲンがケンカしてたかって、ムゲンを名乗る下っ端が広斗にしょうもない喧嘩を売って、雅貴がくだらねえからという感じで止めてんのに広斗が殴り返したのが発端のはずなんすよ

その後、怒りが収まらんのか広斗がムゲン本拠地に乗り込むわけだけど、雅貴は別にそれ最初は渋々付いていってあげてただけで、雅貴はそもそもムゲンにそんな強い恨みなんか持ってなかったわけだから琥珀のことをどうにも昔馴染みの喧嘩友達くらいに思ってるのはある意味さもありなんという感じだけど、

何なら、よく考えたら、本来最初のVS雨宮喧嘩の発端には直接関係ないはずの琥珀なんか、九龍とは因縁あるとはいえ、USB預けられて殺されかけてんの割ととばっちり…なのでは…ないだろうか…

 

 

■「連絡くらい寄越せっつーんだよなあ、なあ?」と、広斗の同意を求める雅貴の言い方と、基本返事をしない広斗が相変わらずで萌え死んだ

 

■グールになったりしているせいか窪田正孝が忙しすぎてスモーキー、SWORDトップの話し合いや大乱闘など肝心な場面には全く登場せず今回「ただ空を眺めていた」だけの人になってる問題(スケジュールの都合上次作でマジで死ぬんじゃないかと若干心配している)

 

■↑に対して、日向が「あの貧弱野郎とうとう死んだか」とか、やっぱり日向は結構スモーキーのこと気にしててほっこりする。

逆に日向(林遣都)は思いのほか沢山出ているなと思った

 

■しかし、「窪田正孝が忙しすぎてスモーキーがどんどん病弱になっている問題」と「あのラスト」と「っていうかそういえばスモーキー、広斗にザム1の時の借り返してないのでは問題」を鑑みると、次作でスモーキーマジで死ぬんじゃねーのかという心配がある(広斗はどうせ死んでないだろうし)

 

■ドラマ版では一応、「バイクで事故って入院していた」とか「車に轢かれかけて長いこと昏睡状態にあった(助けたタツヤは死んだ)」という設定があったはずの九十九さんについて、今回、車で轢かれてもほぼ無傷どころか、車に乗ったまま車ごと三回転くらい横転してもあんまりダメージを食らった様子がなく、そのまま(おそらく)車と同じくらいのスピードで琥珀さん&雨宮次男に追いついている凄まじい超人ぷり、ハイロー界における「車で轢かれたら流石に入院する」というルールを完全無視しているが、

このことと、「結局、琥珀と九十九は海外に何しに行ってたの?」問題が今作では回収されていないことを鑑みると、海外で超人血清でも投与してもらった説が濃厚だと私は思う

 

■今回、「SWORDの近くには二つの刑務所がある」という設定が提示され、加えて、各刑務所は自分の身を守るためにどこかしらのチームに属さなければという設定、受刑者たちは互いに友達っぽい(日向と蘭丸、蘭丸とジェシー、など)設定があるらしいことを鑑みた時に浮上する、じゃノボル(&二階堂も同じか)はどこに収容されていたのだという疑問

(元受刑者たちがノボルのことを覚えていたり気にしている様子が特にない)

 

■ELLYとメンディーのビジュアルがやや被っている問題について、劇中でプリズンギャングについて「マイティウォリアーズみたいな奴らだな」というツッコミが実際入ってたのには笑った

 

 

【鑑賞日:2017年8月19日&20日】

 

【ハイロー映画シリーズ再再再鑑賞後追記↓】

barakofujiyoshi.hatenablog.com

 

俺のトムホ君の「スパイダーマン:ホームカミング」のためにMCU作品全部観て臨んだわけですが

 

クソ長い前置き

 

ところでここ二ヶ月ほど私はずっと、MCU漬けであった。

 

理由は勿論、SNSか何かで回ってきたトムホことトム・ホランド君に心を打ち抜かれて以来、これはもう絶対に絶対に俺のトムホ君のために「スパイダーマン ホームカミング」を観に行かねばと思ったからである。

 

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しかし私は、MCUの映画はこれまで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と「ドクター・ストレンジ」しか観たことが無かった。

 

かつて「ドクター・ストレンジ」を映画館で観た時に、「他のマーベル作品を知ってる人は多分面白いんだろうネタ(たぶん)」で笑ってる観客が何人かおり、しかし私はよく分からないので何が面白いのか不明という経験があって、おそらく、「スパイダーマン ホームカミング」も幾つかそんな感じのネタが登場するかもしれないし、これまでの流れが分からないと理解できない部分もあるかもと思い、何なら全部観ておくことにしたんである。

 

これは割と苦痛の日々であった。

 

なぜかというと、私は元々中二病のサブカルクソ野郎気味なところがあるので(いやこのブログに書いてるのメジャー作品ばっかじゃん…)

所謂アメコミヒーロー映画があんまり好きではないからである。

(因みにドクター・ストレンジベネディクト・カンバーバッチマッツ・ミケルセンが出てたから観た)

しかしマジで「アイアンマン」から全部観た。

全ては俺のトムホ君のために!!!!

 

結論から言いましょう。

 

 

まあ別に……全部は観なくてもよかったの、かも……

(ってか、何でこのピーター・パーカーという男の子がクモの糸とか操れるようになったのかとか何で人助けするようになったのかとか所謂「ヒーロー誕生まで」の説明はほぼ無いのでむしろこれまでのスパイダーマンを観るべきなのかも…)

 

ということで完全に話がほぼ独立している「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とか「ドクター・ストレンジ」ほどではないけども、一応、単体でも楽しめる作りにはなっているかなと思います。

 

 

いやもちろん、「他のマーベル作品を知ってる人は多分面白いんだろうネタ」は結構出てきますよ。

ハイスクールの教育における「キャプテン・アメリカ」の使い方(あんな使い方されてるのか笑!)は「キャプテン・アメリカ」というキャラを知ってればより面白いわけだし、

序盤の方で、顔隠し用にアベンジャーズ風のお面を被ったATM強盗と戦うスパイダーマンが、

「やあ、ハルク、ソー、初めまして」(もしくは、会いたかった?かな)

みたいな台詞を言うところがあるけれど、あれは、前回の「シビル・ウォー」でハルクとソーがハブられてる(映画に出てない)のを踏まえた台詞なので観たことない人は分かんないだろう。

そもそも、マーベル映画の知識がないと「何が分からないか分からない、というより何が「分からなくていい」かの区別ができない」ーーたとえば、「ブラック・ウィドウとデート~」みたいな台詞は別に聞き流してもいい台詞だけど、知らない人には、「え?? ブラック・ウィドウって誰??そんなんこの映画に出てきたっけ??」って方に気を取られてしまうので、そっちに思考を持っていかれることで映画本軸が楽しめなくなる可能性がある。

 

あとは、多分マーベル映画の知識が全く無い場合、割と重要に登場するロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スターク(アイアンマン)について絶対、

「ってかこのおっさんは何者なんだよ」

ってなっただろうし…

なんか、金持ってていつも見守っててプレゼントくれる謎のあしながおじさんという認識しか持てないかもしれない(見事なあしながおじさんぷりだったよな…)

 

なので、別に全部を観る必要はそんなに無かったが、トニー・スタークとは一体何者かというところから描かれている「アイアンマン」の一作目と、マーベル映画の各キャラが集結している「アベンジャーズ」の一作目、

そして、この「スパイダーマン ホームカミング」に直接繋がっており、トムホ君演ずるスパイダーマンも登場する「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(最近観たばっかだけどこの時のトムホ君はほんと最高なんだよな~~~~)くらいは観といた方がいいかも。

でも、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を理解するには(キャプテンは何でそもそもこのバッキーって男をそこまで守ろうとしてるのか?というあたり)、「キャプテン・アメリカ」シリーズ2作も見ないとわかんないだろうしな…やっぱ…全部観るべきかな…

 

というのはハードルが高いので、全部観るのが面倒な場合は、ググって、

トニー・スターク(アイアンマン)というのは、元は、武器等をつくって販売していた巨大軍需企業「スタークインダストリーズ」社長(超金持ち・有名人)であり、自らも色々設計する天才発明家だったが、(映画版だと)兵器のテストのためにアフガニスタンを訪れたところ、ゲリラに拉致され、そこから脱出するためにパワードスーツを作ったのがアイアンマンの始まりであり、

かつ、そこで自分達が作り売った武器がゲリラなどに使用されているのを目の当たりにし、「死の商人」たる自分の在り方を見直した結果、軍需産業からの撤退を決め「アイアンマン」スーツの開発とアイアンマンとしての活動に着手していく…

 

ということと、

「アイアンマン」とは別軸で、元々、神の国(っつか地球ではないどっかの宇宙人って認識でOK)アズガルドで、王の息子「ソー」と彼の義弟「ロキ」(皆大好きトムヒですね。こっちはトム“ヒ”)が王位を巡って内輪揉めみたいなことをしていたんだけど(という経緯は「マイティ・ソー」で描かれている)、あいかわず王位を付け狙う「ロキ」が、他の宇宙人チタウリと手を組みその内輪揉めっつうか兄弟喧嘩を地球に持ち込んだため、

この宇宙からの危機ーーつうかただの壮大な兄弟喧嘩ーーに対抗したのが、「アイアンマン」をはじめとして、「キャプテン・アメリカ」「ソー」「ハルク」など様々なスーパーヒーロー達が、S.H.I.E.L.D.という国際平和維持組織によって集められた「アベンジャーズ」というヒーローor超人軍団

 

ってくらいの知識を入れとけばいいけども、

 

その上で、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」はまあ実質的には「スパイダーマン ホームカミング」の「前作」でしょう

ここで、アベンジャーズに勃発したある内紛の「自分達側の戦力」として、トニー・スタークはピーター・パーカーをスカウトする過程や、

ピーターが「キャプテンの盾を奪った」と言っている戦闘が描かれている、というのもあるし、これを観ないと、

何故ピーターがあんなにスタークさんスタークさん言っているのかとか、自分もアベンジャーズで活躍したい!と思うようになったのかとか(つまり、ここで有名人たるスタークに声を掛けられて、戦闘に参加したのが嬉しくて仕方なくてはしゃいでいるという)

スタークがピーターにある種の「自分がスカウトしてしまった責任感」を感じているからあれほど気にかけているということなどもすぐには分からないだろうというのもあるし、

 

スタークに声を掛けられてテンションがあがって動揺しているトムホ君が最高っていうのもあるし、

アベンジャーズの初戦闘で、ベラベラ喋って「自己紹介は後でいい」みたいに諫められている感じの、ロバート・ダウニー・Jr.とトムホ君のやり取りが最高っていうのもあるし、

シビル・ウォーのトムホ君はとにかく最高なんだよ、なあ!

 初代のトビー・マグワイアのような、如何にも内向的ないじめられっ子の非リア青年という感じではなく、オタク系ギーク学生ではあるけども割とベラベラ喋るお調子者風にキャラ変しているのは、

ロバート・ダウニー・Jr.との掛け合いの面白さ・相性という意味でも、トムホ君の比較的甲高い声や喋り方や愛嬌、トムホ君自体の雰囲気・キャラクターを活かすという意味でも、そもそもひ弱でコンプレックスが強い内気なもやし風だと初期のスティーブ・ロジャース(キャプテン)と被ってますしねという意味でも

正解じゃないかなあと!! 

 

 

とやや話が逸れたが、

そして、これはもうホムカミの冒頭から顕著だけども、一つの軸になっている物語自体も、「シビル・ウォー」から繋がっているように思う。

すなわち、「ヒーローが活躍する、しかし一方その裏側では」という話ですよね。

その裏側ーーたとえば、子どもの頃、ウルトラマンとかを見ていて思ったであろう、

「っていうかこれいっぱいビルとか倒してるけど、中の人死んでないの?」

っていう、あれとかね。

 

 

「シビル・ウォー」ではまさに、「いやこれ中の人死んでんじゃん!!」のが問題視されていたのであった

最終的には何かどうも、キャプテン・アメリカが、永い間悪の組織(言い方…)に洗脳され悪事を働いていた昔の幼馴染バッキーを何とか助けたいという気持ちで行動する結果、バッキーを引き渡せ!っていうトニー・スターク側と揉めるみたいな感じになってるんだけど、

元々は、アベンジャーズ国際連合の監視下に置くかどうかみたいなとこから内紛が起こったのだった(ですよね…最終的に話どんどんずれてた感あるけど…)

何故そんな話になったかというと、

アベンジャーズが力を付け国境を越え戦闘することで、「その裏側」では、罪の無い一般人たちが巻き込まれて死んでいっている、というのが国際社会で問題になり、だから「今後は、いつどのように出動するか」等、アベンジャーズ国際連合の管理下におくべき、という流れである

 

これに対して、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で散々S.H.I.E.L.D.に追われたり何やりして巨大組織みたいなものに不信感を持っているキャプテン・アメリカは、危険だと反対するけども、

かつて巨大軍需企業の社長という「死の商人」だった過去があり、かつ「自分たちが行った戦闘によって巻き込まれ死亡した青年」の母親から「あなたはそんなこと気にかけてもいないんでしょうね」と涙ながらに言われたトニー・スタークは、賛同する

 

ただこの二人の根本的な葛藤は類似しているのだろうと思う

キャプテン・アメリカは、何が正義側で何が悪側(何が追う側で何が追われる側になるか)みたいなのは、権力者の方針によってすぐに変わるーーからその判断を権力側に委ねるのは危険、だと思っているのだし、

トニー・スタークは、いくら悪を討つためとはいえ罪も無い人を犠牲にしてまで戦うーー暴れるーー自分たちは本当に正義と言えるのか、そもそも自分たちが常に正義側であると主張できる根拠はどこにあるのかそう思っているのはただのエゴではないのかーーだから第三者の判断を介入させようということなんだろうけども、

それはともかく、

 

だからここでトニー・スタークには、

「自分たちが“正義”の名の元に行っている裏側で巻き込まれる人びと」 に対して責任感というか罪悪感みたいなのを抱いているという前提があることが、無邪気に「活躍」しようとするピーター・パーカーに対しての、

「(君が起こした戦闘のせいで)誰かが死んだら君の責任になる」

という言葉の重みになっているのですよね

これはおそらくは、元々のスパイダーマンの有名な台詞である「大いなる力には大いなる責任が伴う」ともクロスされている「スパイダーマン」作品に欠かせない転換点としての意味もあるだろうけど、あのシーンはそういう「トニー・スタークの葛藤」も前提になっている

 

で繰り返しになるけれど、そんなスタークの台詞に象徴される、

「自分たちが正義の名の元に戦う裏で、巻き込まれる人々が沢山いるかもしれない。その人々にまで責任を持てるのか」(持てないのであれば、戦うべきではない)

というところも含め、ホムカミという作品自体が、「シビル・ウォー」で当初焦点になっていた「ヒーローが活躍する、一方その裏側では」ということがテーマになっている作品だと思う

 

 

ヒーローが活躍する、その裏側では

 

先程、「冒頭から顕著」と書いたけども、

ホムカミは、アベンジャーズが戦闘で破壊したビルの後片付けを担う業者たちが働いているシーンから始まっており、この、元は「後片付けをしていた業者」たちがメインで登場してくるのである

確かにアベンジャーズの本編では描かれないし我々ももしかしたら「気にも留めていない」けれど、破壊したからには、後片付けを行っている人たちがいるーーまさに、「裏側」です

 

この、元は片付けをしていた業者が、跡地には、アベンジャーズの武器等にも使われているような色んな宇宙由来の物質が残されているので外部に持ち出されたら困るみたいな理由(おそらくは)で、スタークに突然追い出され、

もちろん、そりゃこっちは生活がかかってるのにいきなり仕事を奪われたら困る!横暴だ!!となる

けど別に恨みを晴らしてやるみたいなところまではいかず、こっそり戦闘跡地から宇宙由来の物質を盗み出して強力な武器を密造し金儲けしてるのが、今作の悪役

 

「アイアンマン3」では、かつてスタークが気にもしなかった人が幾年かして巨大な敵として立ちはだかるみたいな感じだったけど、今回の場合、

一応悪役ではあるけども、別に宇宙を滅亡させる巨悪みたいな感じではなく、普段は普通のおじさん達である

 だから、本来は別にアベンジャーズと戦うつもりもないし、っていうか戦ったら絶対負けることは分かっているのであくまでも隠れたいのである

 

私はこの舞台設定とテーマ設定に、結構好感を持った

 

というのは、私がアメコミ映画が嫌いな理由の一つに、

「敵側の動機がいまいちピンと来ない」っていうのがあるからだ

ヒーロー映画のシリーズは、話が進むごとにどんどんスケールや敵役が壮大になっていくわけで、だんだん世界の滅亡とか銀河の滅亡みたいな話になってくるわけですよ

でも、世界を滅亡させるほどの動機のパターンって結構、真の平和とはとか難しい哲学ぽい話になってきたり、ナントカの巨大な陰謀がとかややこしくなってきたり、

或いは普通の地球人には理解しがたい感じーーエイジ・オブ・ウルトロンで、スタークがうっかり生み出してしまった人工知能の、世界平和を守るためには一度人類滅亡しなければみたいな話も私、実はよく分かっていないし、ドクター・ストレンジとか、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2の方の敵側の動機ーー不老不死?のためのパワーを得るための世界滅亡 とかもぜっんぜんピンと来ない。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一作目は凄く面白い映画でMCUの中では断トツに好きだけども、2の方は、敵側の動機が全然ピンと来なくて乗り切れなかったんである

 

ということを踏まえると、もちろんこれはシリーズの一作目かつ今後の「アベンジャーズ」のための前日譚であるから規模が小さいというのもあるだろうけど、

本来、「アベンジャーズ」界に於いては裏側として描かれて来なかった部分の人々をメインに持ってきているが故に、良い意味で「スケールが小さい」ので、敵側の動機もすんなり呑み込めるし言っていることも納得出来る

 

あるいは、二つめのアメコミ映画が嫌いな理由として、

これは「話が壮大過ぎて敵側の動機がよく分からない」の逆ーー「スケールが小さすぎる結果、『大事な人を守る』みたいなメロドラマになる」というのもあるが、サム・ライミ版の「スパイダーマン」一作目では割とそのメロドラマ傾向が顕著じゃないですか

 

まあただの個人的な好みなんですけど、私はこういう、「大事な人を守る」みたいなヒロイズム?メロドラマ? すっげえ嫌い!!なんだよな!!!!個人的な好みっすけど!!!!!

MCUの中で一番こういう「メロドラマ」臭が酷いのは「インクレディブル・ハルク」で、これヒロイン役として出てくる女性の方も一応、優秀な科学者みたいな感じの設定があるはずだから、優秀な科学者としてもっと活躍できるはずだし、もっとそういう設定や共同実験者って部分を生かしていいはずなのに、単なる「守られる女」としてしか出てこないのがほんと腹立つんすよ

(だから、自分もガンガン戦うガモーラ様がヒロインのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにはとても好感が持てる。あと今回全然ビッチじゃないMJは超クールで可愛い)

 

スパイダーマン ホームカミング」では、高校生の恋愛を描いてはいるし中盤好きな女の子を一度は助けるシーンもあるけれど別にそこがラストではなく、

逆に、自分が悪役を倒す選択を取ることがおそらくは結果として「好きな女の子を助けない」ことになるーーけれど、自分は「ヒーロー」として悪を討つことをとる、そこにある悪を見過ごしたくない自分をとるーースパイダーマンとしての「決意」が描かれている構図になっていたのも、とっても良かった

 

まあ、メロドラマの代わりに、スタークさん僕を認めてくれーーー!!!ってどうにもトニー・スタークとのラブストーリーになっているのはさておき…

 

こういう、「でも、そこにある悪を見逃したくない」というスパイダーマンの選択・スタンスが、MCUシリーズが進むにつれて問題になっていった「いくら悪を討つためとはいえ罪も無い人を犠牲にしてまで戦うーー暴れるーー自分たちは本当に正義と言えるのか、そもそも自分たちが常に正義側であると主張できる根拠はどこにあるのか」みたいな揺らぎに、回答とは言わないまでも一つの原点に立ち戻す効果もあったと思う

そして、ピーター・パーカー自身も、一度アベンジャーズの戦いに参加してしまった事で膨らんだ、もっと自分を認めて欲しいという自己顕示欲から、自分の原点に立ち戻ったのだと思う

というのは、敵役はピーターに、

「スタークに気にも留められていないという点では俺たちは本来同じところにいる」

「スタークだって本来武器商人だった、武器を売って金持ちになった」

というような事を言うのだけれど、それに対してピーターは、

「でも、盗むのは悪いことじゃん」

みたいに返すんすよね

この、「でも、盗むのは悪いことだし」って言う単純な正義感、

ピーターが、好きな女の子の幸福、好きな女の子「との」幸福を捨てて選択し、僕を認めて!!!という自己顕示欲ではないところにあるーーあったーー「だから見過ごしたくない」という思い

 願わくは、今後のアベンジャーズ作品で、こうしたピーターの原点としての正義感が、トニー・スタークのある種の「支え」みたいになってくれるといいですね。

まあ、シビル・ウォーで既に最終的にこの問いどうでもよくなってた感はあるんですけど…

 

 

で作品としてはどうだったかというと

 

で全体的な評価というか感想ですけど、

「俺のトムホ君はクソ最高、映像や作風は軽快で楽しめるし、敵側の正体が判明したところから、敵側に自分の正体がバレそうになるまでのシーンの緊張感やじわじわとくる恐怖感など、おっとなる映像もある。

「尋問モード」とかさりげない小ネタギャグの出し方ーーこのネタ、後で、車を借りるときに「声を太くしている」映像でもう一回さりげなく出してるみたいなのも含め、クールで面白い。この、ギャグの出し方がクールで寒くない(ダジャレ?)ってのは大きい。

私がアメコミ映画の嫌いな部分も結構解消されていて好感が持てる。ただ、設定や脚本、アクションシーンはちょっと雑」

って感じです。

 

 

アクションシーンは、アベンジャーズとかウィンター・ソルジャーレベルに視覚的に興奮する感じには及んでいないのはまあ規模感が違うからともかく、

アイアンマン3のような、何というか戦闘シーンの「これがこうなってこうだからこう」みたいなピタゴラスイッチ的面白さ・画面的凄さもあまりない。一応ピーターってかなり頭良い設定だから頭は回るはずだし、スタークから性能の良いスーツ貰ったんだから、アイアンマン3みたいな作戦のピタゴラスイッチ的面白さを追求してもいい気がするんだけども

 

かつ肝心のラスト戦闘が、画面の背景が暗くてなんかやたらと光が強くてスピードも速すぎて正直「何やってんのかあんまよく分からない」という致命的欠陥があるのは…どうなんですかね…私の目が悪いだけか…?

ピーターが飛行機の何かを何かして、「成功した?」って言ってるシーンがあるんだけど、何がどう成功したのか、画面が暗すぎて&速すぎてよく…わかんなかった…

あとどうかと思うのは、シビル・ウォーとの整合性っすよね

今回のスパイダーマンは、割と敵にガンガンやられてる失敗シーンが続き、ぶっちゃけ結構弱くて、もちろんそれは半人前ヒーローたるピーター・パーカーを描くためにはそうする必要があるのは分かる。そうでなければならないのは分かる。

が、

しかしだって、シビル・ウォーで結構、ファルコンとかバッキーとか相手に比較的対等に戦ってたやんね、スパイダーマン

 

グーがチョキに勝つ…みたいなジャンケンではないけど、

つまり、スパイダーマンが、前作で「ファルコンやバッキーと比較的対等に戦っていた」ということと、今回「普通のおじさんである奴等に結構負けてる感じ」ということを合わせると、「ファルコンやバッキーも今回の悪役よりやや弱めくらいの強さ」ってことに…なりませんか…?

いいんすかそれ…?

しかもそうだとすると、敵集団が「アベンジャーズと戦ったら負けるから奴らに見つからないよう隠れないと」とか言ってるのと整合性が取れなくなるし

 

という設定の雑さは、ピーター・パーカーを巡る人物設定みたいなところにもちょっとあって、

今作のピーターは、内向的ないじめられっ子みたいな感じではなく、ギークではあるけどベラベラ喋るお調子者感が強くてむしろそれは、ロバート・ダウニー・Jr.との掛け合いの相性やトムホ君自体の魅力との相乗効果が出て良い、と言ったし、

学園生活を次々切り取った映像で、

「好きなことや内輪では饒舌に盛り上がるけど、女の子やリア充を前にすると萎縮気味なダサめのオタク系ギーク学生」「ただ頭は良い」

という主人公像を観客に理解させる手法もスマートだし、こういうギーク系像ってのも如何にも現代的だと思うし、

親友のネッドなんかも、(これは私がアメコミ映画嫌いな3つめの理由だが)「ポリコレに配慮してアファーマティブアクション的に白人以外をとりあえず出しました」的添え物感が随分減って、ちゃんと血の通った魅力的な人物として登場するのも凄く良い

(マイティ・ソーキャプテン・アメリカでの、白人以外のその他大勢感とかマジ酷いもんね)

 

ただ一方では、これまでのスパイダーマンの「非リアの自分では手の届かない高嶺の花に恋をしている」「割と冴えない、リア充にバカにされたりしてる」みたいな部分を残しているのだけど、この描き方がなんとも中途半端なんすよね

っていうのは、だって、主人公の恋の相手も、「ペニス・パーカー」とか言ってるいじめっ子(なのか?)も、ピーターと同じ(文化系)クラブだしさー

いや、アメリカのリア充チアリーダーとアメフト部みたいなのって、偏見?? gleeの見過ぎ??

しかし、「見るからに、ひ弱っぽい主人公とは別の世界にいる高嶺の花の女の子&いじめっ子orリア充」感が見た目という意味でも、「設定(同じクラブだし、普通に喋ってるし)」という意味でも、ほぼZEROじゃないっすか?

でここで同じクラブにしたのは、学力大会でワシントンに行った際に塔が崩れかけるのを助けるシーン入れるために楽だからってだけっしょ多分

じゃあ別に中途半端にそんな設定残さなければいいのに、と思った、ギークの鬱屈が本質でもないんだしさ

  

 そこは細かい部分だからどうでもいいにしても、

物語の本軸に関わる脚本の雑さとして、

「ピーター・パーカーが一人で戦うことを描くために、スターク側が結構間抜けに見えてしまう」

ってのは…いいんだろうか……

勿論、あそこで一人で戦うからこそグッと来るわけだし、天井の下敷きになって思わず「誰か助けて…」って弱音を吐いてしまうピーターつかトムホ君は本当に可哀想で可哀想で涙を誘うし、でもそこからたった一人で立ち上がるシーンまでの流れはこの映画一番の名シーンとも言っていいし、だから一人で戦わねばならないのは分かりますよ

 

しかし、しかしだよ。

武器密造されてるってのを知っているはずなのに、ピーター側の連絡をまともに取り合わず結果的に飛行機破壊されてるハッピーとか、正直マジでクビになっても仕方ないレベルだし、

「(武器を密造している奴がいるというピーターの警告を)無視してるわけではない」とか言っていたトニー・スタークだって、それ以降何か対策してる感が無いっていうか自分たちの飛行機が狙われるまで事態が進行しているのに無策っていうか

どの口がアベンジャーズに任せろって言うかって感じじゃないっすか?

つうか今アベンジャーズってバラバラになってるんちゃうの?? キャプテンやバッキーいないし他のキャプテン陣営は捕まってる?逃亡中?だし、ローズ中佐は負傷中だし誰残ってんの??

(そもそも、アベンジャーズの一員!とか記者会見開いてる場合なんやろか…)

 

スパイダーマン」単作として見れば、スターク側が間抜けでも別にいいんだけども、これまでの流れを汲み今後も新しい作品が制作されていくMCU作品シリーズのうちの一つ、という位置づけからすると、そんな間抜けに見えちゃあマズい気するんだけど…

 

あとね、あんだけ、子どもはそんな大きな「責任」を負うべきではないって至極もっともな理屈でスパイダーマンを止めていたスタークが、自分らの飛行機救ってくれた(いやまあ壊してるけど)くらいでピーターのアベンジャーズ加入を認めるのも心変わりの理由としてよく分かんないし。

 だって別に、そもそもトニーがピーターを止めていたのは、「ピーターが弱い」とか「戦力として力がない」からではなかったですよね?

大きな力を行使するには責任が伴うことをこれまでの戦いで散々実感し、そんな責任を子どもが背負うべきではないと思っていたからですよね?

じゃあ別に、そこでスタークが、自分たちの危機を救ってくれたことでピーターに感謝をし力があるなと見直したとしても、アベンジャーズに加入を、となるのはちょっと流れとして微妙つうか脚本がやや雑な気するんだけど…

 

それとも、スタークは全て把握した上で、敵側が誰で何をしようとしているとか、ピーターがどちらをとるかとか、全部を把握した上で、全部が

「テスト」

だったんですかね??

それで、ピーターの決意に救われたということなんですかね??

まあ、その方がまだ納得出来るかもしれないし多分スタークなら可能なんでしょうね…

 

だってこの映画でのトニー・スターク、ピーター・パーカーの事を気に留めていないようでいて、会話の中でさりげなく

チュロスの女性とか」

とか言ってんですよね。つまりあれ、ピーターが毎日ハッピーの留守電に入れてる「報告」の内容をちゃんと聞いていてちゃんと覚えてるっていうシーンっすよね。

敵側は誤解していたが全然「気に留めていな」くないんですよねめっちゃ気にしてる!!!

全部を把握した上でのテスト、やりかねねーーー

 

 

「紅桜篇」で一番大事なシーンカットだと!?――「実写 銀魂」感想

公開初日である金曜日(14日)に、仕事が終わるハーフハーフの可能性にかけて実はチケットを取っていたがやはり終わらなかったので月曜日に取り直して観てきました、「銀魂」の実写版!!

 

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私(24歳)世代のオタクであればほぼ絶対に一度は通ってきた「銀魂」であり、ゆえにこの世代のオタクの特徴として、「銀魂喋り」――「ってオイイイイイ」みたいなノリツッコミをする、「○○ですかコノヤロー」とか言っちゃう――という言葉があるくらい影響を与えてきた作品ではありますが、

一応私のスタンスを最初に記しておくと、「中学~高校の時に漫画読んでいた、アニメも少し観ていた」程度なので、原作の世界観やキャラクターは知っているが、そこまで強い原作厨というわけでもない。

そしておそらくは、今回の「実写 銀魂」はそのくらいの人が見るのが一番ちょうどいいのではないかと。

あまりに思い入れが強すぎると些細な違いが気になるだろうし、後に詳細を記すけど、そもそも「おいおいおいおい皆、紅桜篇ってアレを観に来てんだろうが!!!!!!!!」ってシーンが見事にカットだし、逆に全然知らない人が見ても、各キャラクターの詳細や関係性はそこまで説明されないのでよく分からないかもしれない。

 

とはいえ、「万事屋って何なのかとか神楽などが何で万事屋にいるのかとか」みたいな基本設定の説明を映像としてはせず、原作でも人気が高くアニメ映画化もした1エピソードをやるっていうのは正解だと思いますよね。

(アニメ映画の方だと最初の説明をもっとバッサリ切ってて、天人が江戸にやってきて攘夷志士がうんたらくらいのところで「どっから説明するつもりだよ?こんなの原作ファンしか観に来ねえんだからいいんだよ!」って終わらせてますが)

だって長い原作でそれやってたら、「ダイジェストかな??」ってなっちゃいますからね、ほらあの超ダイジェスト映画「寄生獣」の実写みたいにね…

 

ということで、これは対象としては、「中学生の時にちょっと読んでたくらい、原作の世界観やキャラクターは知っているが、そこまで強い原作厨というわけでもない」層、

で、スタンスとしては「超豪華俳優による学芸会」として観に行くのがいいかと思った。

つまり、あの!!!橋本環奈様が神楽をやっている!!!!神楽をやるとあんな感じなのか!!!!っていうのを確認しにいくみたいな楽しみ方というか。

その意味では全然観に行く価値はあるんですけど、

泣ける?友情感動アクション映画として観るとすっっっげぇちゃちいし安っぽいので微妙すぎるし、ギャグ映画としてはそこまでギャグに振り切れているわけでもないし大体テンポ悪いし、そもそも(アニメですら寒い時あるのに)三次元の人間が銀魂のあのノリをやると凄い寒いし、ぶっちゃけ一本の映画の出来としてはすこぶる…微妙なんじゃないかと……

 

 

とは言え良かった点①「役者たちの好演」

 

 とは言え良かった点としてはこれはもう、「役者達の好演」に尽きるのではないか?と。

原作ファンは分からないけど、私個人としては、「こいつ全然駄目じゃん、全然ちげえし」みたいな役者は一人もいなかった気します。

新八が菅田将暉ってカッコよすぎるのでは?と心配していたけど、ちゃんと新八っぽくなっているし、同じくイケメン過ぎでは枠の桂(@岡田将生)も、岡田将生がカッコよすぎることで後半のとある大事な登場シーンが、めちゃくちゃキマってる!!

最初役者が発表された時に、ちょっと違うんじゃ…?って思っていた高杉晋助(@堂本剛)も、下手をするとどうにも「ただの痛い人」になりそうな高杉晋助を、いい感じの退廃感と姫感(姫感?)と流石の貫禄で演じていたのと、映画全編を通じて私が一番「おっ!」と思ったというかグッと来たシーンは、これたぶん予告の37秒あたりにもあるけど

 

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高杉が刀抜いて銀さんに向かっていく時の、この、肩がゆらっと揺れる感じの歩き……分かりますか!? 細かいんですけど。佇まいがねえ、いいんですよねえ。

 

で、そんな中でも特に私的に好演していたと思うのが、神楽を演じている橋本環奈様と、俺の推し沖田総悟を演ずる吉沢亮なんじゃないかと。

ちゅうかあれよ、この2人に関しては、3次元の人間が「○○でさァ」とか「○○アル」とか言っててバカみたいじゃない、って言う時点でもう凄いでしょ。違和感がそんなないんだよね。

特に橋本環奈様に関しては、他のキャストはともかく橋本環奈がいなかったらそもそも銀魂実写ある程度の成功しなかったのではレベルでの貢献度じゃないですか!?

最初、橋本環奈様に何やらせる気だよ!?って思ったけどもうむしろ、橋本環奈以外に出来なかったでしょ!!と今は思いますよね!

声とか喋り方の感じが思いの外、神楽っぽかったのとか先述の通り「アル」とか言ってて違和感ないのも凄いけど、オレンジ髪が全然似合ってて何をしてもどんな角度から見てもめちゃくちゃ美少女っていうこの(白目になっているとこはさておき…)…何をしてもどんな角度から見てもめちゃくちゃ美少女じゃないと、多分もっとコスプレ感満載になるし何より嫌な痛々しさとか見てられなさみたいなのが絶対出ると思うんですよね。若い女の子が頑張っちゃってる感みたいな痛々しさとか可哀想感。

あのレベルのクオリティで神楽をやれる(プラス○○に何やらせてんだよ!って面白さの前提になる程度の知名度がある)若い女の子って、現状というか、少なくともここ10年間くらいのスパンで見ても橋本環奈様以外にいなかったのでは…ってくらいナイスキャストと貢献(って意味では最も適切な実写タイミングだったとも言える)。流石1000年さん…

 

で吉沢沖田に関しては…元々私が銀魂では完全に沖田推しなのもあるが…もう完全に心を持って行かれた…

顔というより、佇まいとか雰囲気が、ねえ!!!!(つうか、顔だけだったら沖田はもっと童顔なのでもっと寄ってた人色々いたんだろうけど、これはビジュアルより雰囲気とか佇まいの沖田っぽさとか存在感を優先して大正解と思う)

あの、銀さんが質屋から出てきた時に「探し物ですかい、旦那?」って壁に寄りかかって現れたところで、ぎゃあああああと私はズキュンとやられちまった。

とは言え、真選組メインの話ではないからか全体的に、実写沖田、「お前は映画の時だけいい奴になるジャイアンか?」って感じに、銀さんの心配したり結構素直で真面目な言動をしていたり、

「どうしたんだよ総悟!?」と言いたくなるほど普通にいい人だったので、沖田のアイデンティティであるドSぷりとかクズっぷりがあまり目立っておらず私はその点物足りなく思ったものの、

一応、ちゃんと土方を犠牲にして逃亡するクズさが残っていて本当に良かった…やはり沖田には土方の命をつけ狙ってもらわないと…

そんで、土方を犠牲にして逃げる時の、あの親指をグッとあげる感じも良かったね…あれ二番目に好きなシーン…

 

 

とは言え良かった点②「実写オリジナルのギャグシーン(の一部)」

 

 とは言え、いくら役者たちが好演していても、これはもう誰が悪いとかではなくて、30分くらいのミニドラマならまだしも、銀魂のノリって漫画で読んだら面白くても三次元の役者が大スクリーンでやるとどうしても寒さが否めないんすよね…

例えばおしとやかに見えるお妙さんが、時としてめちゃくちゃ凶暴になる、みたいなキャラ設定とかって、いかにも漫画的で、実際にやると(中学二年生の痛いオタクのオタクごっこかな?)みたいになっちゃうじゃないですか。

一番あっちゃ~~って思ったのは、原作漫画だと11巻終わりの引きになっている、

「宇宙一バカな侍だコノヤロー!!」ってとこね…

あれ小栗旬「ちわ~」とか言わない方がまだ良かったんじゃないの…(原作やアニメだと言ってないしね)

もうこの、「コノヤロー」というワードの寒さと、普段はおちゃらけてるけどやるときゃやりまっせ、みたいなこれまた漫画的なあれと、過剰でわざとらしい「おちゃらけ」部分のアピールの寒さとが相まってもうね…

 

しかも、よりにもよってED後あそこを繰り返すじゃないですか!!

一番寒いとこ繰り返してんじゃねえっていうのと、(一度目のEDで一応テンドン的にふざけてるとはいえ)ED後のふざけシーンがなくて何が銀魂じゃ!!ってのとで余計残念感が…

 

ちゅうことで、原作に忠実ぽいギャグとかは逆に微妙な感じあるんすけど、なので面白かったところとか会場に笑いが起こってたところって、主に実写オリジナルのギャグシーンっすよね。(勿論全部が全部面白いわけではなくこれも寒いとこのが多いんだけど)

 

1000年さんの1000年写真(神楽Ver.)が出てきたところとか、ナウシカって言ってるのを全部音消されてるところとか、あと一番面白かったと思うのはムロツヨシのシーンな…

ガンダムが出てきて、銀さんが「これ欲しい!絶対勝てるじゃん!」って言うところや、反撃したムロツヨシ(もはや役名を忘れた)が思いの外強いっていうシーンはめっちゃ笑った。

 

 

残念だった点①「ギャグが長い、しつこい」

 

でここからは残念だった点の話なんだけど、しかし、面白かったのってそんくらいで、これ個人的な好みの問題かもしれないけど、全体的には、そもそも私、福田雄一のギャグが好きじゃないのかもしれないな…というのをつくづく感じた。

いや「アオイホノオ」とかは全然好きなんだけど…

 

今回強く思ったのは、

「スーパーサラリーマン左江内氏」でも薄々感じていたことではあるが、福田雄一って、ギャグがしつこいっていうか「長い」ですよね??

「スーパーサラリーマン左江内氏」なんか、これいつ終わんの?ってギャグシーン多くて、最初は笑えても長すぎてダレてきたり、完全に話のテンポを殺していたとことか結構あったと思うんだけど、実写銀魂でもその悪い部分がすっげえ出てた気がする。

 

原作やアニメと、実写を比較するとわかると思うけど、平均として実写の方が、ギャグ会話の応酬が「4、5往復くらい多い」んすよ。

なので絶妙にテンポが悪い。

漫画だと、さっと終わらせてたり一往復で済ませてるとこでも、結構引っ張ってる。エリザベスが何のために来たか分からないとこのシーンの応酬とか、刀打ってて鉄矢が銀時の呼び声に気付かないとことか、兄者には耳元でしゃべらないと、のとことか、また子のパンツが云々と神楽が煽るくだりとか、新八が何とか船に忍び込もうとするとこのくだりとか、色々あるけど。漫画だとあんなに長くないじゃないですか。で、耳元で喋ればと言われたから呼び掛けた途端殴られるみたいな、長くない(次の瞬間殴られてる)から面白いところというのもあるのに、わざわざ会話やギャグを付け足してる。

しかも、漫画なら3秒くらいで読めるわけですけど、映像にすると演者が喋っているのを全部聞かないといけないわけなので、そもそもがどうしても尚更長くなるわけですよ。メディアの違い上、ただでさえ観客の体感時間が長くなってしまうところを、更に長くしている。

これが、引っ張ってて面白かったり付け加えたところが面白ければ全然いいんだけど、完全に話の流れを殺してる感と、回避できたかもしれない余計な寒さ感が付け加わってめちゃくちゃマイナスの方向に働いてる気がする。

オリジナル部分でも、ナウシカが出てきて、鉄子が、何回も、本当にいいのか?とか繰り返すとことか完全にしつこいし(逆に突っ込まない方が面白いレベルに)

 

これが福田雄一の作家性かもしれないけど、私はこの感じは凄く苦手だと思った。

ゆえに、原作とか関係無い一本のギャグ映画として見ても、別に面白くねえなって感じである。

 

 

残念だった点②「アクション映画としてはマイナス1億点レベル」

 

まあそもそもアクション映画ではないんですけど。

 

それにしても船やCGとかの安っぽさ、もうちょいなんとかならなかった…のか…紅桜から生える触手?とかさ、なんだあれ。なんだあれ。

天人なんか、MAN WITH A MISSION以下のクオリティだし。どうぶつさんたちだいしゅうごうだわいわいとか歌いだしそうなレベルだし。

勿論、あれば敢えてクオリティを最低にしていることで、これは学芸会ギャグ映画なんですよってことを示しているんだとは思うので、それはいいんだけども、私は今回、画面や合成技術のクオリティといったことのほかにも、

 

「例えば同じ、コミック原作が元になっているマーベル映画とかとも比べて、何故邦画の漫画原作映画がやけにバカバカしく見えるのか?」

 という理由の一端を悟ったような気がした。(製作費)

 

あのですね、多分、戦闘シーンに於ける、「主要登場人物以外の扱い」が理由の一つなんじゃないか?と。

実写銀魂に限っては、「今戦っている人(重要な人)」以外、完全に棒立ちですよね??? これ、めっちゃ、めっちゃ気になるのよ!!!!

だって、そんなわけあります??? 普通、大事な人がやられそうになっていたら助けに行ったり助太刀したりしますよね??? ボーッと見てるだけとか、あります???

しかも真っ直ぐ突っ立ってるだけなんですけど????

ジョジョかよ???(この例え通じる?) いやジョジョは、見てるだけのキャラはちゃんと戦闘の解説役という役割を担ってるだけまだマシですよ、

この、ボーッと突っ立ってる主要人物以外、が画面から目に入ることで、バカバカしさ度と学芸会感がめっちゃ増してんのよ!!!!

 

これはおそらく何ていうか、

「男の戦いはタイマンであるべきだ」(ゆえに、主要キャラが同じく主要キャラと戦う場合に、2対1だったりするのは卑怯)的なジャンプ的価値観なのかもしらんけども、だから、そのジャンプ的価値観と、ボーッとつっ立ってない状況を並立させるために、

「助けに行こうとしているけどほかの誰かに止められてる」(例えば、橋のシーンなんか漫画だと新八は助けに行こうとしてるけどエリザベスに止められてますよね)とか、「手負い状態」とか、一番よくあるのは、

「雑魚キャラがわっと出てきて皆がそれぞれの相手をしている」

とか方法は色々あるわけじゃないですか。

それぞれが各々の場所で自分らの特性を生かした戦いをしつつ、次々にカットが変わることでスピード感は失われていないのに誰が何どんな戦いをしているのかもちゃんと分かり、かつ、特性同士を合わせて共闘したりするシーンもアツいアベンジャーズ1000回観ろ!!!!

 

で、これがタイトルの、「「紅桜篇」で一番大事なシーンカットだと!?―」に繋がるんだけども、ラストの、高杉VS銀時 のシーン、桂、何してんのあれ??? 何しに来たの??(何もしてないって意味だが)

っつーかさ、つーかさ、つーかさああ、「紅桜篇」で皆何観に来てるかって、

 

 

 

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これだろうが!!!!!!!!!!!!

 

 

 いやまあ、事情は分かりますよ。

堂本剛出した以上は、高杉VS銀時がなきゃね、みたいなあれはね、だから別にそこを変えたことはいいし、さっきも書いたけど、劇中で一番好きなのは、高杉が剣を抜いてゆらっと歩いてくるとこだし。

でもそのシーン(のバックに)、「天人」「また子&武市」と「桂」が棒立ちで突っ立ってることで、こいつら何してんの??感が、特に桂なんか、お前何しに来たの?感がやばい。だったらこの場面にはいない方が良かったくらい扱いが可哀想すぎる。

ちゅーか天人も何しに来たんだよ。手組んだんじゃねえのかよ。何黙って眺めてるんだよ。

 

いや、変えたことはいいって言ったけどやっぱよくねえな。だってここが、三人の関係性を表すのに一番重要っちゅうか普通に一番熱い萌える(燃える)シーンじゃないっすか。ってこれは本質的には三人の話なわけじゃないですか。

以降は原作Ver.の話で映画ではカットされていたけれど、

それぞれ向いている方向はバラバラの三人、個性もバラバラ、「友一人変えることもままならん」という真っ直ぐな桂と、「お前に友達なんかいたのか?それは勘違いだ」みたいな憎まれ口を叩きつつも肝心な時には来てくれる銀時、

「お前を斬るのは骨が折れそうだから変わってくれるな」と言う桂と、「お前が変わった時は俺が真っ先に叩き斬ってやる」という銀時、

そうなんすよ、つまり「AKIRA」(またAKIRAの話かよ)なんですよ。つまり、「仲間だから」「俺たちが斬ってやる」なんですよ!!

で、あればだよ。いくら小栗旬が主役とはいえど、ここで桂と銀時の行動レベルに差を付けちゃ駄目なんじゃないのか??

  

 

残念だった点③「真選組も何してんの?」

 

これに関しては、私が圧倒的土沖推しなのでというのもあるが、それにしても…

劇場版なので無理やり真選組も介入させたという大人の事情によるものだろうけども…途中から完全フェードアウトしてましたよね…命張った戦いとか言ってたのは何だったんだよ…

あいつら、最後の戦闘に向けて新八と神楽を都合よくフェードアウトさせることにしか役立ってないのでは…(何で、高杉とか桂を捕まえる職務を全うせず割と素直にずこずこ帰るのかもよくわかんないし…)

 

で、こっちはむしろ、実写映画の祭りなんだからもっと祭り感出して、万事屋組と共闘したりしてくれてもよかったんじゃないのかね?

とか思ったりして。(何回も言うが土沖贔屓なので言ってるだけです)

(本来なら沖田回であるはずの←?)カブト狩りだって、もっと、台詞の応酬によっては、「近藤、土方、沖田のキャラ説明(近藤はともかく、今回の映画だと、土方も沖田も割とただのいい人ぽいとこしか殆どないのよね)」「神楽と沖田の敵対関係」「土方と銀時の基本的には仲が悪い、が保護者組として時に結託した感じになる関係」みたいなあたりを説明する機能を果たせれた気もするんだけど、ってか、他のシーンで余計な台詞加えてる分をこっちに回してくれればよかったのにとか思うんだけど。

そこで、基本的にはあんまり仲が良くないというのを見せておいてからの、舟での共闘シーンなんかあったら、実写的には祭り感あって燃えた(萌えた)はずなんだが、

元々出番が無かったところを中途半端に入れたせいで、一体こいつらは何をしに?的な、なんとも微妙な感じになっているあたりが少々残念。

 

dTVを観ろってことか!?!?!?!?(土沖派的には神回のミツバ篇一番好きなので観る決心つかねーーーーーー)

 

 

 

蛇足・ありそうでなかったパロディ

 

・橋本環奈様がマシンガンをぶっぱなしたあと、「カイ…カン…」とか言いそうだったけど言わなかった

 

・カブト狩りのくだりで、「ここをキャンプ地とする」とか言いそうだったけど言わなかった

 

 

因みになんだけど、私はエンドロールみて始めて、え、安田顕ってどこに出てたの!?ってガチで思ってしまいました。

 

現実として現れるであろうあらゆる羽生結弦との恋のためのプロレゴメナ

Hello, I Love You,皆さんお元気だろうか。

私は死んでいる。

6月18日のFaOI新潟で羽生くんが実在して生きているのを目にしてしまったからだ。

 

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これが意味することは2つある。

一つは文字通り、生の羽生結弦という威力に負けて無事死んだということと、もう一つは、これで人生のと言っては言い過ぎであれば私の中の今年の一大イベントが終わってしまったのでしばらく生きる意味がなくなるという意である。(GPFやNHK杯のチケット争奪戦に勝てば別だが…)

 

私は、四六時中ボーイズラブのことを考えているというか四六時中ボーイズラブのことしか考えていない筋金入りの腐女子だけれども、唯一羽生くんだけは別で、だいぶ頭がイってる感じの痛過ぎる夢女子と化し、

これまで、

 

22:16 - 2014年12月25日
因みに私から羽生くんへのプレゼントは、キャラ作りなことが分かっていて+ファンから山ほど貰って飽和状態なのが分かっていて、敢えてのプーさんぬいぐるみと、プーさんの着ぐるみ(一昔前のギャルが着ていたやつ)で、「これ着て踊ってよ!!ファン大絶叫CM増えて収入倍増大間違いなし!」とか煽ったら、普通に、「マジでいらない!」とか怒られたいし、「人気アップ間違いなしなのに…」と言ったら、怒った勢いで「そんな事でこれ以上忙しくなったら、もっと会えな」ってところで 我に返って、自分の発言に照れて照れ隠しでむっとしたように黙って欲しいし、「会えな?かーらーのー??」って更に煽ると、プーさんのぬいぐるみに向かって「ほんとにうざいですよねーこの人ーねーうざいよねー」とか一人で喋って欲しい。

 

などと頭の湧いた妄想集や↓

blog.livedoor.jp

 

もはや人外レベルの突出した才能を持ってしまったおかげで常に勝ち続けねばならなくなった羽生結弦という人生について考えていたら(何だそれ)、自ずと思い浮かんでしまった一万字くらいのポエム小説などを書いてみたりしたし、つまり羽生くんという存在はそれほど自分のクリエイティビティと言語中枢を刺激する存在だったはずだし、

大好きなバラワンプロなんか動画で100回くらい見ているはずなので、

なので日曜日が来る前までは、FaOI新潟での羽生くんの一挙一動、演技の素晴らしさについて存分に語るつもり満々だったのだが、まあ、無理でしたね。

 

無理でしたね!!!!!

 

オープニングのキャッツアイで、なんか腹アハーンってやってたりステップの途中で転んでしまった流れで氷にべたあって倒れて周りのおばさまが超萌えてたり、素人目にも歴然と、羽生くんジャンプが凄い高い!!って思ったりやはり最後数人のスケーターの前をスーっと横切り、ちゃっかりプル様の横に割り込んだりしてた気するけど、

 

「うわーーーーー羽生くんだーーーーー」

 

って思っていたら終わっていたしなので何も覚えていない。

実在の羽生くんを目にしては、言語機能と思考力と記憶力とIQが2くらいにまで低下することが分かった。

 

 

でも、流石にプーさんの着ぐるみは着ないが、マジでプーさんの耳?ヘアバンド?をつけて最後出てきていました。

羽生くんはスターだなァとつくづく<体感>したのは、彼が出てきた途端、観客のテンションと何とか彼を目に焼き付かんとする情熱がほんとに100倍くらいアップするというだけではなく、プーさんのヘアバンドをつけてラスト出てきたおかげで、総立ちの観客がめいめいに興奮を発露した結果、アイスショーのために組み立てられた座席がマジで揺れたのだった。まさに<体感>である。

周りの人たちも、「地震?」みたいに戸惑ってましたからね、割と命の危険を感じるレベルで揺れていた…。

 

ということで、言語機能と思考力と記憶力とIQが2くらいにまで低下した結果、レポートすることが何も無いししばらく生きる意味も無くなるので、代わりに(何が代わりだよ)、約2年半ぶりに、

羽生結弦妄想集~2017年~」を自分だけのために(あとで私がニヤニヤするために)まとめようと思います!!!!!!

まあ別に言わなくても分かると思うけど全部ただの妄想なので羽生くんはそんな人じゃないのは知っています!!!!

(どうでもいいんだけど、別に「私」も全くこんな人間ではないので、じゃあ誰と誰の何のための妄想なんだろうなこれは…)

 

 

2017年4月3日(月) 21:37

羽生くん明日日本に戻ってきたら何したい?って聞いたら「カラオケ」(何故ならばテレビの前では口パクだけで熱唱できないから)って返ってきたんだけど、羽生くんは、私が歌ってる時はずっとゲームやってるくせに自分が歌ってる時に聞いてないと不機嫌になるタイプだといいし、自分は人の歌に入ってくるくせに私が入ると「歌うな音程がずれる!」って怒る理不尽な人間だといいし、けど羽生くんの方が音程が狂ってることにはきっと気が付いていないと可愛いし。

 

2017年4月3日(月) 21:44

 羽生くん日本に戻ってきたら何したい?って聞いたら「カラオケ」って返ってきたので、DVD鑑賞できるカラオケボックスに連れ込んで「私選・羽生ベスト演技集」を延々流し胸熱ポイントをマイクで演説したいし、「お願いだからそろそろ歌わせて…」ってうんざりした顔で言われたい。

 

2017年4月3日(月) 21:49

そろそろ歌わせて…と言われたので、「そう言うと思ってこんな映像も用意したんですよ!」と、秘蔵の羽生・口パク熱唱集を得意げに出したいし、「これに合わせて歌っていいよ!」とマイクを向けたら、心底嫌そうな顔で「バカじゃないの?」って言われたい。

 

2017年4月3日(月) 22:39

因みに羽生くんのカラオケ採点ベストは、61.2点なんだけど、この度64.6点出たので「やりました!羽生が羽生を越えた!パーソナルベスト!」みたいに実況をしたら、「いちいち点数覚えてるのマジで気持ち悪い」って蔑まれたい。 

 

 2017年4月3日(月)22:45 

 私がトイレ行ってる隙に羽生くんが「恋」を歌い踊っているのを終盤あたりに目にしたいし、「なんで私がトイレいくタイミングでそれ歌っちゃうの!?」と詰めよってみたいし、柄にもなく「…恥ずかしいから」とか返してほしいし、「何十万もRTされたのに今更恥ずかしいわけあるかよ!!」と言い返したら、「…なんか…タイトルが…」「タイトルが何!?タイトルが何で!?」「もーー分かってるくせに詰問しないで!!!」などと珍しく照れる羽生くんを見たい。 

  

仕事を終えて帰宅すると、読みかけの漫画を抱えたまま私のベッドで寝落ちている羽生くんがいてほしいし、ほっぺをつついて起こすと、私のベッドで寝ていた気まずさを抱えたむっつりとした顔で「7巻は?」と訊き、「今出てるのそこまで」と答えると残念そうに演技がかった大仰な口調で、「まじかあーーこれでまたここに戻らないといけない理由が出来てしまったー」とか言ってほしいし、戻ってくる理由をつけないとここに来れない男心に素知らぬ顔をして「新刊出たら送るよ」と返したいし、「…わざと言ってるでしょ」ってぷいとそのまま背を向けふて寝する羽生くんがない夜なんかに価値はない。

 

飲み会の予定があるから○日は遅くなるので一人で待っててと言ったらその時は興味も無さそうに、うんという羽生くんだが、いざ○日に飲み会を終え帰宅したら羽生くんは家におらず、二時間後くらいに何故か酔っぱらって帰ってきて「あれ?飲みに行ったの?」と聞いたら「一人で家で待つの嫌だもん…」ってめちゃくちゃ甘えてきて私は爆発四散したい。

 

2017年6月19日(月)22:26 

アイスショー後の興奮が冷めず午前3時になっても寝付けない羽生くんが早くまた滑りたいとイメトレを始めたのが加熱し、狭いベッドの上で実際に腕をシュッッとやった拍子に肘が私の身体にヒットしそのまま床に転げ落ちたいし「あ、ごめんどいてて」って目も合わさず言われたいし「酷い!」って返したら、「ごめんねー痛かったねーよしよし(棒)」って感情のこもってない声で撫でてくれたのに萌えたい。

 

アイスショーを観に行ったら羽生くんと目が合うんだけどわざと私の四席くらい隣に外して投げキスして欲しいし、終わったあと「なんでなんでなんで」って肩を掴んで首をガクガクしたいし、しばらくは「うるせーなー」って顔をするんだけど目を逸らしながら小さく「別に○○ちゃんには"投げ"なくていいでしょ」とか言って欲しい。

 

2017年6月19日(月)22:32

日本に滞在している羽生くんとディズニーに行って「見てみてープーさんの耳だよ!つけて!!」って言い終わる前に「嫌だ」って即答で断られたいし「新潟ではつけてたじゃん!」と食い下がったら「僕がそんなのつけたら目立ってしょうがないでしょ」と返され「あっ…ハイソウッスネ…」と論破されたい。 

 

二人で外食に行った帰りに「コンビニ寄っていい? アイス食べたい」と羽生くんが言い、羽生くんはアイスケースの前で、食後のハーゲンダッツを何味にするか熟考するんだけど、最終的にパッと閃いたように、両方を持ちながら「僕がストロベリー味買うから○○ちゃんはキャラメル味買って、はんぶんこしよ」とか言い出して、

(いや、別に私はアイスいらんし…ってかそれは多分、「相手が」何味にするか悩んでる時に言う台詞だし…)と内心思いつつも、笑顔でハーゲンを持つ羽生くんの愛らしさに、「うん♡両方買ったげるね♥♥」って光速で財布を取りだしレジに向かいたい。

 

2017年6月19日(月)23:29

約2メートルの距離にいるのに、漫画を読んでる羽生くんを双眼鏡でガン見し続けたいし、突っ込み待ちの私と面倒だから絶対に突っ込みたくない羽生くんとの無言の戦いになるんだけど、最終的に根負けした羽生くんに「うるさい」って枕を投げつけられたいし「何も喋ってないのに」と返したら「存在がうるさい」って言われたい。

 

羽生くんに流行ってる新しいゲームを教えて対戦したら初めは私が勝ってしまい、負けず嫌いの羽生くんはむっちゃ不機嫌になるんだけど、また後日改めて対戦したら、今度は羽生くんが強くなっていて「凄いね!」と言ったらそれはそれで「すぐ勝つのもつまんない!」って怒り出す理不尽さを持って欲しいし、「○○ちゃんももっと練習して!!もっと、勝つか負けるか分かんないくらいの強さでやって!!」とか子どもみたいなことを言い出して、普段うざいとか気持ち悪いとか鬱陶しいとか言うのは羽生くん側だがそのときばかりは私が「うわーめんどくせー」って言いたい。

 

 2017年6月19日(月)23:09

水族館で、周りの小さい子たちに釣られてうっかり「ねーこれ見てママ」って言ってしまった羽生くんにひとしきり爆笑したあと、ことあるごとに散々「ママ疲れたからジュース飲んでいい?」「ゆづくんママの後ついてきてる?」とかいじり倒しまくりたいし、「僕のお母さんはあんたみたいなしょーもない人じゃない」って怒られたい。

 

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ちなみにこれは、18日あまりに新潟に早く着きすぎたので、私が一人で行ったマリンピア日本海の画像なんですけど、周りが見事に「ママーこれ見てー」「パパ来てみてー」ってほんとに言ってる小さい子ばっかで堪えました。

この年になると、周りがカップルばかりより、周りがファミリーばかりの方がダメージが大きいというか肩身が狭いことが分かった。

「いい年して、子ども(だけ)が喜ぶような場所に一人で来てる私とは…?」というのと、下手をすると不審者だからだ。

 

というのはさておき、ここからが本題なんだけど(これまでのは?)、上記の妄想において、私は羽生くんの「日本での愛人」という設定である(結婚していないのに愛人とはこれ如何に?)

何故かというと、いざ「羽生結弦との結婚」を現実的に妄想した場合(完全に破綻した文章)、そもそも羽生結弦との結婚というワードが全く以て現実的じゃないんだけどっていうのは重々承知しているのでこの先一切突っ込まないで欲しいのだが、

 

例えば、「城を抜け出した羽生くんがベンチでウトウトしてしまったのを介抱した」とか、「道端で助けたお婆さんが羽生くんの祖母だった」とか「周りがキャーキャー言ってる中、一人だけ興味のない顔をしている私を見た羽生くんが「お前、面白いな」以下跡部様」とか、なんかそんな感じの何かで結婚したとして、果たして、私の貧困な妄想力では、「その先の幸せな未来」が全く想像できん。

というのは、「いくら羽生くんと結婚しようが、別に私がいきなりオードリー・ヘップバーンになるわけではない」という限界ゆえである。

シンデレラというのは、はなっから美人で気立ての優しい娘(=王子と結婚すべき素晴らしい女性)だったのであって、決してガラスの靴を履いたからそうなったわけではないという話だ。

 

こっからの妄想は完全に冗談で書いているんだけど(※頭の湧いた人だと思われないためのしつこい保険)

 

例えば、羽生くんはトロントに住んでいるので、結婚すれば当然カナダに行くことになるだろう。

しかし、私の英語の偏差値は42なのでまず語学力という壁がある。

英語も喋れないので、当然、海外で働けるわけはなく、すると妻の役割として「夫のアスリート生活を支える」必要が生じるのだろうが、羽生くんには既に、生まれたときから彼を支え続けている「お母さん」という大きな存在がいる。ただでさえ、勤務中5分に1回「雑」or「もっと気をきかせろ」と怒られているような全くサポート業に向いていない私が、お母さんに勝つことができるか? 否である。嫁姑戦争にもならない。

ついでに私は、一人暮らし歴6年半にも関わらず、未だに料理や掃除などの家事は一切できない。卵焼きすら作れるか怪しい。

里田まい知名度や容姿をもってさえ、あんなに素晴らしい料理を作らなければ、「マー君の愛妻」として世間に認めてもらえないのに、里田まいを1万回殴った顔をしている私が許される理由があるだろうか?

この時点で既に、「愛想をつかされ二秒で追い出される」ENDである。

愛想をつかされ追い出されるENDを迎えないためには、勤務中5分に1回は「雑」or「もっと気をきかせろ」と怒られるような性根を叩き直し家庭にいてさえ気を張り続けねばならないだろうが、そもそもが、私は別にわざと雑にしているわけではなくて、「何で雑って言われてるかよく分からない」レベルで雑な人間なのである。神経質な人とはもはや基準が違うのだ。よって、いつ怒られるか常にビクビクする羽目になるだろう。

そして、追い出されるENDを迎えてしまった場合、日本に戻らないといけないことになる。既に日本での仕事は辞めてしまっているはずなので、再就職活動を行わねばならないだろう。「羽生結弦の妻」は職歴になるだろうか…!?

 

既にもはや不幸しか見えないが、マゾヒズム心を存分に発揮してもう少し考えてみると、ほかにも、

もしパパラッチ盗撮その他で、「羽生結弦の妻(一般女性・24歳)」として顔面が世間に出てしまった場合、「なんでこんなブスと」「何このデブスwwwww」と国民総叩きにあい、「羽生くんの妻の顔wwwwwwww」みたいなスレが乱立する恐れがあるし、

それはまあともかく、羽生くんはおそらく、沢山の人びとと会う機会が多いのだろうけど、何らかのパーティや偉い人達との会合に、「妻」として出席した場合にも、「何だこのちんちくりんは?」と羽生くんに恥をかかせるであろう。

しかも、初対面の人には(何なら別に初対面の人でなくても)「あ…」「ハイ…」以外の言葉を発することが出来ないハイパーコミュ障なので完全に詰んでいる。

 

というあたりまで考えたところで、これらのおそるべき低スペックの数々、別に結婚云々以前に、普通に人間として人生が詰んでいることに気が付いた。

 

 

ー終 了ー

 

 

しかし、逆に考えるとだよ。(逆もクソもあるかボケ)

逆に考えると、これは、「羽生くんと婚約が決まった準備期間」という妄想脳内設定を頭に組み込むことで、英語の勉強、社交力や家事力の向上、ダイエット等にやる気が出て、少しはマシな人間になれるチャンスかもしれないのではないか!?

その前に黄色い救急車に運ばれる可能性の方が大きそうだが。